ローカライズとは?
ローカライズとは、自国で作られた製品などを、他国で利用できるようにすることを意味しています。
また、逆に海外の製品を日本で使えるようにすることもローカライズと言います。
ローカライズは、主にIT業界で使用されている言葉で、日本で制作したソフトウェアをアメリカに輸出する際に、英語版に改造することで、英語圏の人たちに抵抗なく製品を利用してもらうために行われています。
ローカライズでは、ただ単に翻訳をするだけではなく、輸出する国の文化や風習、法律に即した変更などを行います。
また、文化や風習に合わせるだけでなく、その国のためのシステムを新たに付け加えることもあります。
例えば、英語圏で作られた製品を日本で展開しようとしたとき、海外では入力する文字が数字とアルファベットで十分だったものが、日本では、ひらがな、カタカナ、漢字を入力できるように変更しなくてはなりません。
このようにローカライズは、自国の製品を海外の人が抵抗感なく利用してもらえるようにするためにとても大切な戦略となっています。
- この製品はアメリカ製だが、日本にうまくローカライズされている。
- ローカライズは、今後のグローバル社会に不可欠な行動である。