ATBとは?
ATBとはアクティブタイムバトルシステム(Active Time Battle)と呼ばれるRPGの戦闘システムで、主にファイナルファンタジーシリーズで採用されており、その大きな特徴とも言えるシステムです。
スクウェア(現スクウェア・エニックス)がファイナルファンタジーⅣで初採用し、それ以降、ほぼ全てのFFシリーズでATB、またはその派生システムが採用され、特許取得、商標登録もされています。
それまでのRPGではターン制でバトルが進行し、素早さのステータスが高い順に各キャラが行動するというシンプルなものでした。
一方、ATBでは、よりリアルタイムに近いバトルを実現するため、キャラごとにATBゲージ(待機時間)を設け、ゲージが溜まったキャラから順に行動が取れる仕組みを採りました。
これによってバトル中に時間の流れが生まれ、またATBゲージの溜まる速度はキャラの素早さによって変化するため、ターン制バトルに比べて、キャラの差別化や戦略の幅が大きく広がりました。
ATBはF1の「セミオートマチックトランスミッションシステム」から着想を得て発明されたものと言われています。
- ATBはFFシリーズの代名詞と言ってもいい
- ATBの登場でRPGの戦闘は大きく変わった
- 私はATBよりターン制バトルの方が好きだ