ゲーミングPCとパソコンのワット数・消費電力・電気代の違いは?

ゲーミングpc ワット数

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ゲーミングPCは、普通のPCよりも性能が高く作られている分、消費電力量が大きいのではないかと心配している方も多いのではないでしょうか。

今回Ludusでは、ゲーミングPCのワット数と消費電力・電気代について紹介します。
見出しは以下の通りです。

  • ゲーミングPCの定義等について
  • ゲーミングPCと一般的なパソコンのワット数の違い
  • ゲーミングPCの消費電力を抑える方法
  • ゲーミングPCの電気代を計算する方法
  • ゲーミングPCの電気代を抑えるには?
  • プロゲーマーを目指すなら(総合学園ヒューマンアカデミーの紹介)

ゲーミングPCの電気代が気になるという方は、ぜひこの記事をご覧になってください。

まつたろー
まつたろー
最後まで見ていただければ幸いです。

そもそもゲーミングPCとは?

この見出しについてですが、何をもってゲーミングPCとするか明確な定義は無く、各メーカーが快適なゲームプレイに適した構成を考えて製品にしているというのが現状です。

普通のPCよりはCPUやグラフィックボード(GPU)が優れていることが多く、マシンパワーが大きい分だけ消費電力も大きい傾向にあります。

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ゲーミングPCと一般的なパソコンのワット数の違い

続いては、ゲーミングPCと一般的なPCで、どの程度ワット数(電力量)に違いがあるのか紹介します。

消費電力はCPUとグラフィックボードによって大部分が決まってきます
製品ごとに違いはあるものの、一般的なPCよりもゲーミングPCの方が各パーツのパワーが大きいため電力の消費が激しいです。

ゲーミングPC

パーツ構成にもよりますが、ゲーミングPCは平均的な性能でも1時間あたり300W程度の消費電力が見込まれます。

パーツごとに見ていくとグラフィックボードの消費電力が大きく、次いでCPUが大きいです。

パーツごとの商品電力目安が概算できるページもあります
参考:ゲーミングPCの電気代、消費電力についてご紹介|ドスパラ通販【公式】

一般的なパソコン

一般的なパソコンはグラフィックボードが無いものや、GPUがCPUに内蔵されているものも多いため、ゲーミングPCに比べるとかなり消費電力が抑えられます。

ある程度高い性能のものでも100W前後で収まることがほとんどでしょう。

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ゲーミングPCのワット数(消費電力)を抑える方法

一般的なPCと比べて約3倍の消費電力が見込まれるゲーミングPC。
単純に考えれば電気代が3倍になってしまいますが、消費電力を抑える方法も当然ありますので、そちらを紹介していきます。

「80PLUS」の電源ユニットを使用する

PCにおいて省エネのカギを握っているのは電源ユニットです。

電源ユニットは、コンセントを通じて電力をパーツに供給する役目を担っており、いかに無駄なく電力を供給するかという電力変換効率の部分で性能の差が出てきます。

見出しの「80PLUS」というのは80%以上の変換効率を持つ製品に付く認証のことで、性能の良さを客観的に示す指標となります。

その中でもSTANDARD < BRONZE < SILVER < GOLD < PLATINUM < TITANIUMの順にランク付けがされている(後半ほどランクが上)ので、ゲーミングPCを購入する際にはチェックしておきましょう。

消費電力の少ないグラフィックボードを使用する

性能の良いグラフィックボードほど消費電力も高いというのが現状です。

「消費電力が少ない製品」というのは、イコール性能を抑えた製品ということであり、つまりグラフィックボードを選ぶ際はオーバースペックにならないよう気を付けることが大事になってきます。

ちなみに、最新の製品だとグラフィックボード1つで400Wほど電力を食うものもあります。

スリープモードやシャットダウンをこまめに使う

すでに気を付けている方も多いと思いますが、パソコンを使わないときはスリープモード or シャットダウンをした方が良いでしょう。

電源ONのタイミングで大きく電力を消費するのは確かですが、スリープモードであれば立ち上がりの消費量が少なく、スリープ中の消費電力も数ワット程度で済むのでおすすめです。

「○○分操作が無かった場合に自動でスリープ状態にする」といった設定もできるので、確認しておきましょう。

PC画面の明るさを調整する

PC本体ほどではありませんが、モニターの消費電力も馬鹿になりません。
目安として20W~30W程度の消費が見込まれます。

デフォルトでは明るさがMAXになっていることもあり、明るすぎると目にも悪いです。
モニターを使う前に、必ず調整しておきましょう。

イヤホンを使用するなどして音量をなるべく下げる

こちらも細かいポイントですが、音量にも気を配りましょう。

大音量でPC本体から音を流していると消費電力が増えてしまうので、イヤホン(ヘッドホン)をして最低限のエネルギー消費にとどめることをおすすめします。

音を出す必要がないソフトについては、設定でオフにしてしまいましょう。

ゲーミングPCワット数を使った電気代の計算方法

続いては、消費電力を元にして電気代をシミュレートしてみます。

電気代の目安は、以下の計算式で簡単に出すことができます。
消費電力(kWh)× 使用時間(h)× 1kWhあたりの電気料金

まず、「1kWhあたりの電気料金」は、全国家庭電気製品公正取引協議会が発表している「新電力料金目安単価」にもとづいて27円とします。

後は、1時間あたりの消費電力が分かれば計算が可能ですね。

ゲーミングPC本体だけであれば、上で紹介したドスパラのサイトでシミュレートをすれば参考値が出てきます。

今回は、ゲーミングPCとして上限に近い700W(0.7KWh)の消費電力で一旦計算をしてみます。

0.7kWh × 27円 = 18.9円(1時間あたりの電気代)

700Wで1日10時間稼働、1ヶ月間の電気代を算出すると
18.9円 × 10時間 × 30日 = 5,670円

消費電力が300Wなら
0.3kWh × 27円 × 10時間 × 30日 = 2,430円

実測値が知りたいという方は、コンセントに取り付けて消費電力を測定する「ワットチェッカー」といったアイテムも発売されていますので、確認してみてください。

ゲーミングPCの電気代が高くなる原因

続いては、電気代が高くなってしまう「よくある原因」を2つ記載します。

電源変換効率の悪い電源ユニットを使用している

上でも紹介した通り、電源ユニットの性能を示す指標として電源変換効率というものがあるのですが、この値は電源ユニットの容量に対してどの程度負荷をかけるかによっても変わってきます。

かける負荷は低すぎても高すぎてもダメで、50%前後が良いとされています(例えば容量800Wの電源ユニットなら400Wの消費電力)。

ゲーミングPCを一式セットで購入すれば、この割合は考慮されているはずですが、パーツ交換を自分でした場合は注意が必要です。

使っている電源ユニットの容量が何ワットなのかは、購入時の明細書もしくは電源ユニット本体に貼られているステッカーにて確認できます。

使用時間が多い

こちらは使い方の問題で、当然ながら電気代は使用時間に比例して伸びていきます。

使う時間を絞って、使わないタイミングではこまめにスリープ状態にするなど対応していきましょう。

単純な調べ物ならスマホで代用する、といった使い分けも有効でしょう。

ゲーミングPCの電気代を抑える方法

ゲーミングPCの電気代を抑えるには使用時間を減らすのが一番分かりやすいですが、それ以外にも「ゲーミングPCのワット数(消費電力)を抑える方法」の見出しで紹介した方法も参考にしてみてください。

一般的な節電の定番と言えば「使わないときはコンセントからプラグを抜く」ですが、デスクトップPCの場合、この方法はおすすめしません。

一般的なPCであっても、デスクトップPCは微量の電力を常に消費しながら内蔵時計の動作や設定の維持などをし続けており、外部から電力共有が無いときは内蔵電池でそれを賄っています。

そのまま内蔵電池を使い果たすと役割が果たせなくなり動作不良にも繋がるため、あまり日常的にプラグを抜き差しすることはやめておきましょう

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ゲーミングPCにこだわりを持っているなら、プロゲーマーに興味があるという方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめな学校が、総合学園ヒューマンアカデミーです。

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ゲーミングPCのワット数のまとめ

今回Ludusでは、ゲーミングPCのワット数と消費電力・電気代についてお届けしました。
最後に、この記事の内容を整理しましょう。

  • ゲーミングPCに明確な定義は無いが、一般的なPCに比べるとCPUやグラフィックボードの性能が高いために、消費電力も3倍程度大きい傾向にある
  • 消費電力を抑えるには「80PLUSの電源ユニットを使用する」「オーバースペックのグラフィックボードを使わない」「スリープモードやシャットダウンを活用する」といった方法が有効
  • 電気代は「消費電力(kWh)× 使用時間(h)× 1kWhあたりの電気料金」で算出できる
  • デスクトップPCの場合、コンセントからプラグをこまめに抜くことはおすすめしない
  • プロゲーマーに興味があるなら、総合学園ヒューマンアカデミーがおすすめ

性能や使用時間によっては、月3,000円~5,000円程度の電気代になってくるので、少しでも節電することを心がけましょう。

まつたろー
まつたろー
ここまでご覧いただき、感謝いたします。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。