ブロックチェーンエンジニアになるには?独学におすすめの本も紹介!

ブロックチェーン エンジニア なるには

※本サイトは掲載するECサイト等での購入実績に基づいて一部報酬を受領しています。

ブロックチェーンと呼ばれるデータベース技術をご存じでしょうか?
もとは暗号通貨のための技術ですが、セキュリティ性も高く様々な分野で活躍されることが期待されています。

そんな新技術を使用し、サービスの開発を行っているのがブロックチェーンエンジニアと呼ばれる存在です。

新卒の採用だけでなく、転職者も受け付けているので今かなりおすすめの職業です。

こういった新技術に興味があり、将来ブロックチェーンエンジニアになりたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、ブロックチェーンエンジニアについてわからない部分も多いのではないでしょうか?

今回Ludusでは、ブロックチェーンエンジニアになるために必要な知識について以下の内容を解説していきます。

  • ブロックチェーンエンジニアになるために必要なスキル
  • 必要な知識の説明
  • 転職におすすめな転職エージェント

これからの時代に取り残されないように、ここでブロックチェーンエンジニアについてしっかりと覚えてくださいね

まつたろー
まつたろー
最後まで見ることをおすすめします。

ブロックチェーンエンジニアになるための勉強方法

それでは、ブロックチェーンエンジニアになるために必要な勉強について解説していきます。

①ブロックチェーン専門用語を覚える

一つ一つの単語としては難しいものではないものが多いのですが、ブロックチェーンでしか使われていない用語などがあり、それらを覚えなくてはいけません。

身近ではない単語ばかりなので覚えるのにも一苦労ですが、仲間内では必ず使う用語となるので、この勉強が基礎となります。

②実際にアプリケーションを作ってみる

実際に作ってみることほど勉強になるものはありません。

少し難しく感じる話ではありますが、結局のところプログラミング言語をしっかりと理解できるようになればアプリ開発は可能です。

スクールや講座などを利用して知識に触れながら開発するとよいでしょう。

③スマートコントラクトに触れてみる

あらかじめ決められたルールに従って、Aという行動がされたらBという結果を示すというような、自動で動作を行うシステムをスマートコントラクトと呼びます。

これらのシステムは仮想通貨や保険、ゲームなどでも使用されるシステムであり、ブロックチェーンという技術を扱う上では避けて通ることのできないものです。

スマートコントラクトというシステムは、作った人ですら簡単には変更できないものなのでセキュリティ性が非常に高いんですよ

④ホワイトペーパーで情報をアップデートする

仮想通貨には必ずホワイトペーパーというものが存在しています。

このホワイトペーパーは、仮想通貨の仕組みや技術を説明する説明書のような役割を果たしています。

このホワイトペーパーを読むことで、どのような設計にすればいいのかをイメージしやすくなるので、ある程度余裕ができ始めたのであれば必ず目を通すようにしましょう。

特にBitcoinを生んだサトシナカモトの作成したホワイトペーパーは、ブロックチェーンに携わるのであれば必読といえます。

原文こそ英語ですが、日本語で解説してくれているサイトなどもあるので確認しましょう

原文はこちら

ブロックチェーンエンジニアになるために必要な知識・スキル

ここまではブロックチェーンエンジニアになるための勉強方法などをお伝えしてきましたが、ここからは必要となる知識をご紹介します。

ブロックチェーンの知識

ブロックチェーンという技術を扱っていくわけですから、ブロックチェーンについての知識が必要となります。

サトシナカモトの論文をもとに、エンジニアたちがコードを作ったというのが最初だといわれています。

ブロックチェーン自体はBitcoinができたときに提唱された技術のため、次に説明する仮想通貨について学んでいくうちに一緒に身についてくるでしょう。

仮想通貨の知識

最低でもBitcoinとEthereumという有名な2つの仮想通貨についての知識はつけておきましょう。

どちらも仮想通貨なのですが、Bitcoinは価値の保存などに向いていて、Ethereumは資産として以外にもアプリ開発などで使えるOS(オペレーションシステム)として利用されています。

BitcoinやEthereumのソースコードは公開されているので、そちらも確認するとより確実な知識を得られることでしょう。

Bitcoinのソースコード
Ethereumのソースコード

暗号技術の知識

仮想通貨のやり取りには、ECDSAと呼ばれる暗号化技術が使用されています。

取引データにこの技術を使うことで、改ざんされたり偽の情報を渡されたりしないようにしているんです

他にも、暗号通貨技能検定の受講もおすすめです。
仮想通貨について全体的に学ぶことができる上に暗号技術の勉強にもなり、知識をアピールできる資格なので、ぜひ検討してみてください。

アプリ開発・プログラミングの知識

ブロックチェーン開発において最も重要なのがアプリ開発のための知識です。

ブロックチェーンの開発には様々なプログラミング言語が使用できます。

C言語(C++、C#)

Bitcoinの開発に使用されたのがこちらのC++というプログラミング言語であり、Bitcoinをメインに開発していくのであれば必須です。

仮想通貨関連のシステム周りを設計するのであれば、C言語を学びましょう。

初心者でも理解しやすい教科書がたくさん出版されているので、学びやすいのが特徴です。

JavaScript

2022年現在最も利用されている言語がJavaScriptです。

主にwebサービスやブロックチェーンの開発に使用されています。

実装実績が多いためサンプルや利用できるライブラリの数が多く、他の言語より比較的簡単に学習できるでしょう。

Solidity

Solidityという言語はEthereum上で使用されることが多く、特にスマートコントラクトを構築するのであれば、大活躍する言語です。

文法がJavaScriptに似ているため、初心者でも理解しやすい言語といえますよ。

Ruby

こちらのRubyも初心者が学習しやすいプログラミング言語です。
最大の特徴がほかの言語と比べ記述を自由にできるという点です。

Ruby on Railsというフレームワークを使用することで基本的なwebサイトを簡単に作ることができるうえに、求人数も多いので迷っているのであればRubyを学ぶとよいでしょう。

Go言語

グーグルが開発したプログラミング言語で、シンプルかつ読みやすい言語です。

Ethereumの操作に使用するソフトが用意されており、機能の追加が簡単にできるのも取得しやすさを手助けしてくれています。

新しいアプリの開発などでも使用されている実績があるので、この言語をしっかり学べば様々な場面で役に立ちますよ

英語スキル

エンジニアとして仕事をしていくのであれば必要となってくるのが英語スキルです。

ホワイトペーパーなどもそうですが、英語の論文などから情報を集める必要があり、英語でやり取りしないといけない場面は意外と多いんです。

最新情報へのアップデートが最も重要といっても過言ではないエンジニアとして働くのであれば、遅かれ早かれある程度の英語スキルを身につけなくてはいけません。

まつたろー
まつたろー
成功のためには幅広い知識・スキルが必要です。

初学者におすすめのブロックチェーン関連本

ブロックチェーンエンジニアになるためには本当にたくさんの知識が必要となってきます。
それらをすべて別々の教材から集めてくるのは非効率的ですよね。

そこで、これから勉強する方のために、おすすめの関連本を2冊ご紹介します。

独学でこれから学んでいこうと思うのであれば、まずはこういった本などでも勉強し、独学でも進めていけるかを確かめてみてくださいね!

いちばんやさしいブロックチェーンの教本 人気講師が教えるビットコインを支える仕組み

こちらの本ではブロックチェーンについて、仕組みや成り立ちなどを説明してくれています。

ブロックチェーンについて基本的なものから応用例まで網羅されています。

いわゆる入門書のような立ち位置の本なので、ブロックチェーンについてしっかりと理解したい方はぜひ読んでみてください。

ビットコインとブロックチェーン 暗号通貨を支える技術

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暗号通貨についての基礎知識をつけたいのであれば、こちらの本がおすすめです。

ビットコインと名前がついているように、特にビットコインについての情報がしっかりと乗っていて、それらを理解するために必要なブロックチェーン技術なども理解できます。

重要な部分だけを抜粋されたバージョンもあるので、そちらから先に読んでみても良いかもしれませんね。

まつたろー
まつたろー
本は知識の集大成なので、しっかりと読みましょう。

ブロックチェーンエンジニアの求人情報はエージェントでチェック

徐々に募集が増えてきているブロックチェーンエンジニアの仕事ですが、さらに安定して情報を手に入れたいのであれば、転職エージェントなどに登録しておくとよいでしょう。

ブロックチェーンエンジニアはまだまだ人手不足なため、しっかりとコミュニケーションが取れる人物であれば未経験でもOK!というところもあるんですよ。

さらに、こういった転職エージェントを利用すると本当に自分がやりたいと思える仕事に出会える可能性もあります。

もしブロックチェーンエンジニアになりたいと思っていないとしても、転職エージェントとの面談を受ければ今よりもいい未来が待っているかもしれませんよ

マイナビクリエイター

マイナビクリエイター

大手人材会社であるマイナビが運営しているクリエイターのための転職エージェントです。

面接対策や業界についてのイベントなどが頻繁に開かれており、転職についてのノウハウもあるため、アドバイスにも期待できます。

2022年3月現在、数件ですがブロックチェーンエンジニアの募集があります。

これから需要が増えてくる可能性が高いので見逃さないためにもすぐに登録しておきましょう

レバテックキャリア

レバテックキャリアはIT業界に強く、使用する言語を絞って求人を探すことができます。

取り扱っている案件数が多く、より希望に近い求人に応募できます。

IT業界を専門に扱っているだけあってエンジニアの転職活動についてのノウハウを持っているので、転職で成功するためにはぜひこちらのレバテックキャリアも登録してくださいね

「クリエイター エージェント」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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ブロックチェーンエンジニアになる方法のまとめ

今回Ludusでは、ブロックチェーンエンジニアについて以下の内容をご紹介してきました。

  • ブロックチェーンエンジニアはブロックチェーンの開発に携わっている
  • ブロックチェーンは仮想通貨以外にも利用されている技術
  • ブロックチェーンエンジニアならではの知識も必要になる
  • プログラミング言語によって得意な領域が異なる

これから更なる技術革新によって需要が増えてくると見込まれているブロックチェーンエンジニアという職業。

そんなブロックチェーンエンジニアとして最高のスタートを切りたいのであれば、今のうちから準備しておく必要があります。

ここでご紹介した知識や知識を身に着けておき、良いスタートダッシュを決めましょう

まつたろー
まつたろー
最後までご覧いただきありがとうございました。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。