クリエイターになるには?必要なスキル・資格・年収も解説!

クリエイター なるには

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「ものづくりが好き」「趣味を仕事にしたい」など多種多様な理由でクリエイターを目指している方は非常に多く存在しています。

Ludusでは今回、各分野のクリエイターになる方法についてお伝えしていきます。
内容は以下の通りです。

  • クリエイターの定義・種類について(前提条件)
  • クリエイターになるにはどうすればいい?(本題)
  • クリエイターになるには資格が必要?
  • クリエイターになるために必要な能力
  • クリエイターの働き方
  • クリエイターの平均年収
  • クリエイターになるためにおすすめの専門学校

クリエイターを目指す方に必要となる情報を様々な角度から集めました。

まつたろー
まつたろー
最後まで目を通すことをおすすめいたします。

クリエイターとは?

クリエイター(クリエーター)とは、意味をそのまま取るとクリエイティブ業界(ものづくり業界)で活動をおこなう職業の総称です。

業界で言えば映像・デザイン・Web・アニメ・ゲームなど。
職種で言えばデザイナー・エンジニア・プロデューサー・ライター・演出などがクリエイターに該当します。

クリエイターと言ってもかなり多くの人が含まれるので、下の見出しでは具体的な職業を一例として紹介していきます。

クリエイターの種類

クリエイターが属する代表的な職業を9種類挙げていきます。

仕事内容は様々なので、興味のある職業があれば詳しくチェックしてみましょう。

デザイナー

デザイナーは、様々な媒体でデザインをする人の総称です。
一口にデザイナーと言っても、範囲がかなり広くなっています。

例を挙げればキャラクターデザイナー、CGデザイナーなどが代表的ですが、絵を描くだけがデザイナーではありません。

Webデザイナー、DTPデザイナーなど、文字を含めた「デザイン」を素材にする職業も多く、それらの職に就くにはページレイアウトの知識も必要となります。

映像クリエイター

映像クリエイターは、まず実写メインかCGがメインかでジャンルが大きく変わってきます。

実写ではCMなどの広告クリエイターや映画監督なども、このくくりに含まれます。

CGをメインに活動する人なら、PVや展示用映像を制作する人が代表的で、最近ではAR・VRといった技術も取り入れられていることが多いです。

アニメーター

アニメを作るクリエイター、デザイナーのことをアニメーターと呼びます。

1枚1枚を手描きで作っていくアナログタイプのほか、CGに特化してデザインツールを使って描くタイプの人もいます。

アニメーターになるにはデザインの勉強以外に、ツールの習得などが不可欠です。

ライター

文章を書くライターもクリエイターの一部です。

シナリオライターはアニメ・ゲームなどの創作物には欠かせない職業で、文章力のほかにも世界観やキャラクターの性格などを理解する表現力が問われます。

クリエイターの中でもセンスが大きく必要とされる職業です。

ゲームクリエイター

ゲームクリエイターは、ゲーム業界で制作に携わる人の総称です。

プロデューサー、ディレクター、プランナーなどの企画職や、この記事でも紹介しているデザイナー、シナリオライター、プログラマーなども該当します。

ゲーム作り自体が全てクリエイティブな作業なので、携わる人達も自然とクリエイターの扱いとなります。

サウンドクリエイター

主にPC上でBGMやSEを作り出すのがサウンドクリエイターです。

特にゲーム業界でよく聞く名称ですが、ドラマや映画、CMなどの業界でも広く活躍しています

サウンドクリエイターになるためには、作曲のセンスとツールの習得が不可欠です。

演出家

演出家は、作品を総合的にプロデュースするのが仕事です。

ドラマ・舞台・アニメなどの業界で使われる職業で、監督などと言われることもあります。

制作に関する深い知識や、制作陣に考えを伝えるコミュニケーション能力が必要とされます。

プログラマー

プログラム言語を用いて処理を実装するのがプログラマーの仕事です。

クリエイターとして働くのはゲーム業界が代表的で、ゲームプログラマー以外にもネットワークプログラマー、CGプログラマーなどいくつか種類があります

分野に応じた言語の知識が必要とされる専門的な職業です。

YouTubeクリエイター

YouTubeクリエイターはいわゆるYouTuberですが、裏方の制作陣も含めてそう呼ぶこともあるので、映像クリエイターの一部と考えることもできます

撮影技術や動画編集など、必要な知識・スキルは意外と多いです。

個人で活動するほかにも、事務所に所属したり、UUUMネットワークに応募してUUUMクリエイターになったりする手もあります。

クリエイターになるには?

いよいよこの記事の本題として、クリエイターへのなり方を紹介します。

本業として目指すのか、副業なのか、趣味の延長なのかによっても適した方法は違うので、自分に合った方法を探してみてください。

学校に進学して目指す

本業でクリエイターを目指すのなら、大学か専門学校への進学をおすすめします。
それぞれ見ていきましょう。

大学に進学する

大手企業を目指すなら、学歴の付く大学を目指すのが最終的に近道になることもあります。通常でも4年間という時間はかかりますが、基礎を確実に身につけることが可能です

プログラマーであれば情報系や工学系の学部、デザイン系であれば美術系の大学を選ぶなど分野に合わせた学校・学部を選択しましょう。

専門学校に進学する

スキルを第一に身につけたいなら専門学校への進学がおすすめです。

大学よりも分野に特化したカリキュラムが学べるというメリットがあるので、クリエイターとして即戦力になることも期待できます。

この記事でも、クリエイターを目指す方におすすめの専門学校を紹介しているので、興味のある方は確認してみてください。

独学で目指す

副業や趣味としてクリエイター活動始めるのであれば、まずは独学だけでも十分でしょう。
3種類の方法を見ていきます。

資格取得に向けて勉強する

独学だと目標が定まりにくいというデメリットがあるので、モチベーションアップのためにも資格取得を目指すといいでしょう。

基本的な知識・スキルは資格取得の過程で習得できますし、仕事をもらう上でも役立つかもしれません。

Web講座や書籍で学ぶ

知識の習得方法として書籍は基本ですが、短期的に集中して取り組みたい場合はWeb講座、スクールなどでお金をかける方法もあります

また、Web上には無料のツールも割とあるので、最初はそちらを探して徐々にお金をかけていくというやり方も良いでしょう。

ポートフォリオになる作品を作成する

仕事もらったり就職したりするためには実績のアピールが必須となります。

実績をアピールするためには、自分の作品を作ってポートフォリオにするという方法が一般的です。

ポートフォリオサイトを手軽に作れるサービスもありますので、サンプルの作品を作ったら恥ずかしがらずWeb上で公開しましょう。

未経験で入れる会社に入社する

数は少ないかもしれませんが、クリエイター活動未経験でも入れる会社はあります

ただし正社員は流石に厳しいので、見習いやアシスタントという立場で、アルバイトでも良いという覚悟で求人を探しましょう。

収入よりも現場を経験できるというメリットが大きいので、転職やフリーランスへの方向転換も視野に入れつつ、キャリアアップを目指すのがおすすめです。

クラウドソーシングで実績とスキルを積み重ねる

実績と収入を同時に得たいのであればクラウドソーシングという手段もあります。

ココナラであればデザイン系が多め、クラウドワークスならエンジニア系やライター系が多いといった特徴があるので、ジャンルに応じてサービスを探しましょう。

ジャンルによっては全く実績の無い方でも十分始められます。
成果物ごとに報酬が支払われるという仕組みなので、スキマ時間でお金を稼ぐ働き方にも向いている方法です

クリエイターになるには資格が必要?

クリエイターの分野にもよりますが、持っていないと就職できないという資格はありません。

ただ、プログラマーなら言語、デザイナーならツールに関する資格は持っていると役立つ可能性が高いです。

下に一例を挙げておきます。

  • C言語プログラミング能力検定
  • Javaプログラミング能力認定
  • Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験

「クリエイター 資格」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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クリエイターになるために必要な能力

この見出しでは、資格以外に多くのクリエイター職で必要とされる能力を4つ紹介します。
意識したことが無い項目は、特に注意してチェックしてみてください。

マーケティング力

マーケティング力とは、商品を売るための仕組みを作る能力のことです。
商品を売るためには人のニーズを掴み取り、効果的にアピールする工夫が必要とされます。

クリエイターが作るものは基本的に生活必需品ではないため、それらを売るためにはユーザーにプッシュしていかなくてはなりません

特にフリーで活動する人には必須といえる能力です。

発想力

モノを作り出すためには発想力が必要です。
特に、企画に携わる職種ならこの能力は必須と言えます。

センスが無ければどうしようもないと思われがちですが、発想力を鍛えるにはインプットを欠かさないことが最も大事です。

日頃からトレンドなどを気にかけて生活するだけでも、ふとした時のひらめきが多く生み出せるでしょう。

コミュニケーション能力

ゲーム・アニメなど、複数のメンバーが協力しないと作れないものも多いので、クリエイターにはメンバー間でのコミュニケーション能力が必須です。

また、対象が1人で作るものだとしてもクライアントと協議を重ねることはあるはずなので、自分の考えを伝える力は常に鍛えておきましょう。

ちなみに、ここで言うコミュニケーション能力とは、雑談の力ではなく自分の意見を分かりやすく伝える力のことを指します。

自身で検索し調べる能力

知識やスキルを吸収したり、自分のアイデアがすでに作品として存在していないかチェックしたりするのに、検索能力は必須です。

ネットの世界にはプロ・アマ問わず作品があふれているので、情報に振り回されずに有効に活用するため、自分で情報を調べるクセをつけておきましょう。

クリエイターの働き方

クリエイターになるための方法は会社務めだけではありません。

ここでは他の働き方もあわせて4種類を紹介します。

会社に勤めて働く

各分野の制作会社に勤めるのは一番オーソドックスな働き方です。

何と言っても収入が安定するのが一番のメリットでしょう。

一方、自分がやりたい仕事にたどり着けない可能性もあるので、実績を重ねた後はフリーランスになる方も大勢います。

フリーランスとして働く

会社で経験を積んだ後に、理想の働き方を求めてフリーランスになるケースは多いです。

やりたい目標に向かって突き進める反面、収入は不安定になるのでリスクも大きい働き方です。

いきなりフリーランスとして始めるよりも、別の手段で実績を積み重ねてからの方が良いでしょう。

副業として働く

副業で機会を伺いつつ、収入が安定したらフリーランスになるという流れも増えています。
副業の手段としては、自分で作業量を調整しやすいクラウドソーシングなどが向いています。

他にもLINEスタンプのクリエイター、ハンドメイドクリエイターなどなら、資格などは無くてもすぐに始められるので、副業としてやりやすいです。

本業との兼ね合いは難しいですが、専業になるにはハードルが高いことでも、副業ならリスク無くスタートできるというメリットがあります。

自身で会社を立ち上げる

ハードルは少し高いですが、個人よりも大きい規模で活動をしたいのなら自分の会社を立ち上げるという手もあります。

会社というと大げさですが、フリーランスで個人事業主として開業した後、その延長線上で個人 → 法人へ移行することは決して珍しくありません。

いきなりやるのはリスクが大きいですが、フリーランスになった後の方法であれば選択肢の1つとして十分ありでしょう。

クリエイターの平均年収

職種によってもかなり違いますが、クリエイターの平均年収を確認してみましょう。

正社員であれば、基本的にどのクリエイターも400万円~600万円の範囲に収まることがほとんどです。

ただし、スキルや経験によっても幅は大きく、企業の規模によっても変化します

フリーランスの場合はさらに振れ幅が大きくピンキリとなっているので、何か1つでも特化したスキルを身につけてることを意識しましょう。

クリエイターになるためにおすすめの専門学校

記事の最後に、クリエイターになりたい方へおすすめの専門学校を3つ紹介します。

似たようなカリキュラムを掲げているところでも違った個性がそれぞれあるので、選ぶ際は資料請求などもしながらじっくり考えてみてください。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

最初に紹介する専門学校は代々木アニメーション学院です。

代々木アニメーション学院は、アニメ・ゲーム・マンガといったエンタメコンテンツに関わるクリエイターを幅広く育成している専門学校です。

ここにはアニメーターやゲームクリエイターなどを目指せるアニメ・ゲーム学部や、シナリオ・小説科やフィギュア科などがあるクリエイター学部などがあります。

各分野の専門知識・スキルを身につけられるのはもちろん、卒業後も就職・デビューをサポートしてくれるなど体制も非常に手厚いため、安心感もバッチリです。

また、代々木アニメーション学院には週1日2時間から通える低価格コースもあります

中・高・大学生のほか社会人の方も通えるので、趣味や副業として興味のあることを体験してみるのも良いでしょう。

資料請求は無料でできるので、まずはチェックしてみてください。

総合学園ヒューマンアカデミー

2つ目に紹介する専門学校は総合学園ヒューマンアカデミーです。

総合学園ヒューマンアカデミーは分野ごとにカレッジ・専攻が分かれており、ゲームクリエイター・イラストレーター・デザイナー・動画クリエイター・シナリオライターなどを目指すことができます。

この学校は、業界の最先端を意識した教育をおこなっていることが一番の特徴で、業界の変化にいち早く対応するために、あえて学校法人認可の申請をしていないという一面もあります。

学校としての立場よりも社会・企業との繋がりを重視することによって、他の専門学校にはない迅速な対応力を持っているので、最先端の技術や知識を学びたいという方におすすめです。

また、夜間・週末用に開かれたコースもありますので、そちらであれば大学生や社会人の方でも通うことができます。

こちらも資料請求は無料ですので、気になった方は手続きをしてみてください。

「ゲームクリエイター イラスト」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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最後に紹介するアミューズメントメディア総合学院も、上2つで紹介した学校と同じようにゲームやアニメ、マンガなどのエンタメ分野について学べる専門学校です。

具体的にはゲームクリエイター系の学科、3DCG、アニメーション、キャラクターデザインなどが学べるデザイン系学科、小説・シナリオ学科などがあります。

アミューズメントメディア総合学院の特色は、現役のプロや卒業生とも多くの関わりを持てることです。

講師は現役のクリエイターが担当していますし、作品制作には卒業生も交えたカリキュラムが含まれています。

卒業後もOB・OGのネットワークが途切れることは無いので、クリエイターとしての人脈を広げていきたい方にはうってつけの専門学校です。

こちらも、まずは資料請求から始めてみてください。

「アミューズメントメディア総合学院」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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クリエイターになるには?のまとめ

今回Ludusでは、各分野のクリエイターになる方法を紹介してきました。
最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。

  • クリエイターとはクリエイティブ業界で活動をおこなう職業の総称
  • クリエイターの種類には、デザイナー・映像クリエイター・アニメーター・ライター・ゲームクリエイター・サウンドクリエイター・演出家・プログラマー・YouTubeクリエイターなどがいる
  • クリエイターになるには、大学・専門学校への進学、独学で資格取得などを目指す、未経験でも可能な会社へ入社する、クラウドソーシングで実績とスキルを積み重ねるなどの方法がある
  • クリエイターになるためには資格の取得は必須ではないが、プログラム言語やデザインツールなどの資格はあると役立ちやすい
  • クリエイターになるためには、マーケティング力・発想力・コミュニケーション能力・検索能力などが必要
  • クリエイターの働き方としては会社勤め・フリーランス・副業・会社を立ち上げるなどのやり方がある
  • クリエイターの年収は正社員ならおおよそ400万円~600万円の間だがバラつきは大きく、フリーランスならさらにピンキリ
  • 専門学校を検討しているなら、代々木アニメーション学院・総合学園ヒューマンアカデミー・アミューズメントメディア総合学院の3つがおすすめ

今回は各分野のクリエイターを全てひと括りにしましたが、職種によっても違う部分が色々とあります。

お時間のある方は、興味のある職種について他の記事も読んでみてください。

まつたろー
まつたろー
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。