世界の有名グラフィックデザイナーを15人紹介!代表作・経歴も!

グラフィックデザイナー 有名 世界

※本サイトは掲載するECサイト等での購入実績に基づいて一部報酬を受領しています。

将来グラフィックデザイナーを目指したいという方には、1人ぐらい憧れとなるデザイナーが存在するのではないでしょうか。

今回Ludusでは、世界的に有名なグラフィックデザイナーについて紹介します。
見出しは以下の通りです。

  • 海外の有名グラフィックデザイナーを紹介
  • 世界で有名な日本のグラフィックデザイナーを紹介
  • 世界の有名なグラフィックデザイン会社を紹介
  • グラフィックデザイナーのなり方
  • グラフィックデザイナーへの転職ならクラウドテック!

特に近年活躍しているグラフィックデザイナーは、公式サイトやインスタグラムなどに自分の作品を載せているケースが多く見られます。

海外のグラフィックデザイナーが発信する言葉を理解するのは難しいかもしれませんが、作品を見れば発している雰囲気ぐらいは分かるはずなので、少しだけでも覗いていってください。

まつたろー
まつたろー
ぜひ、最後までご覧ください。

世界の有名なグラフィックデザイナー

まずは海外出身の有名グラフィックデザイナーを紹介します。
ぜひ名前だけでも覚えていってください。

Armin Hofmann

代表作 Graphic Design Manual
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1940年代-1980年代
出身地 スイス

スイス出身のタイポグラファーとして知られるArmin Hofmann(アーミン・ホフマン)さん。

この後紹介するアイヒャーらと共にウルム造形大学の設立にも尽力し、出版した「Graphic Design Manual」は今もデザイナーの教科書として使われています

ポスターデザインなどの作品も有名でしたが、2020年に100歳でその生涯を終えました。

Alan Fletcher

代表作 ヴィクトリア&アルバート博物館 ロゴ
専門領域 ビジュアルアイデンティティ
活動時期 1960年代~1990年代
出身地 イギリス
公式サイト アラン・フレッチャー

英国グラフィックデザインの父と呼ばれるAlan Fletcher(アラン・フレッチャー)さん。

デザイナー集団Pentagram(ペンタグラム)の共同設立者の一人としても知られており、4つの美術学校へ通うという珍しい経歴も持ちます。

また、イギリスで権威のあるプリンスフィリップデザイナー賞なども受賞しています。

残念ながら2006年に亡くなってしまいましたが、彼が生涯を通して残した作品の展覧会は、2008年5月に日本の銀座グラフィックギャラリーでも開催されました。

Chip Kidd

代表作 小説「ジュラシック・パーク」表紙デザイン
専門領域 ブックデザイン
活動時期 1980年代-
出身地 アメリカ
公式サイト Chip Kidd

Chip Kidd(チップ・キッド)さんはデザイナーとしての顔のほか作家活動もおこなっており、世界で最も有名な、あるいは偉大なブックデザイナーとも呼ばれているデザイナー

2014年にはAIGAメダルも受賞しています。

書籍カバーのデザインで特に知られ、村上春樹など日本人作家の作品も数多く手掛けているチップ・キッドさん。
日本のマンガが好きなことでも知られています。

David Carson

代表作 雑誌「RAYGUN」
専門領域 雑誌デザイン
活動時期 1980年代-
出身地 アメリカ
公式サイト david carson design

雑誌デザイン、アートディレクションなどをおこなっているDavid Carson(デイビッド・カーソン)さん。

世界ランキングに入るほどのサーファーでしたが、その後デザイナーへ転身を遂げたという過去を持ちます。

音楽雑誌「RAYGUN」などで知られており、グラフィックデザインの世界に多大な影響を与えた人物とされています。

Ed Chao

代表作 DropboxのUIデザイン
専門領域 インターフィースデザイナー
活動時期 2010年代-
出身地 中国
公式サイト Ed Chao
Twitter Ed Chao / Twitter

Appleのヒューマンインターフィースデザイナーを務めているEd Chao(エド・チャオ)さん。

元はDropboxのUXデザイナーであり、IT業界のインターフェースデザイナーとして名前を知られています。

まだ若手ですが、これからの活動にも期待がかかるデザイナーの1人です。

Herb Lubalin

代表作 雑誌「アヴァンギャルド」
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1940年代~1980年代
出身地 アメリカ

タイポグラフィ、アートディレクションなどを専門にしているHerb Lubalin(ハーブ・ルバーリン)さん。

数々の雑誌制作においてデザイン部分を担当しており、さらに雑誌に合わせてフォントのデザインなどもおこなっていました。

手掛けた雑誌は、際どい描写が多すぎるために廃刊に追い込まれるなど苦労も度々あったようですが、1981年に亡くなった後も影響を与え続けているデザイナーです。

Jihoon Suh

代表作 Facebookプロダクトデザイン
専門領域 プロダクトデザイン
活動時期 2010年代-
出身地 韓国
公式サイト Jihoon Suh
Instagram Jihoon Suh / Instagram

Facebookのプロダクトデザイナーを務めているJihoon Suh(ジフン・スー)さん。

近年注目されている若手デザイナーの1人です。

インスタグラムには仕事でのデザインとプライベートの写真がバランスよく入っているので、とても見やすくなっています。

Stefan Sagmeister

代表作 ローリング・ストーンズ カバーデザイン
専門領域 CDカバーデザイン
活動時期 1990年代-
出身地 オーストリア
公式サイト Stefan Sagmeister
Instagram stefan sagmeister / Instagram

Stefan Sagmeister(ステファン・サグマイスター)さんはオーストリア出身ですが、アメリカで主に活動をしているグラフィックデザイナーです。

現在は自ら設立したSagmeister Inc.にて活動をおこなっています。

受賞歴は、グラミー賞ベスト・ボックスト・オア・スペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ賞(2005年)など。

特にCDのカバーデザインは有名であり、これまでにローリング・ストーンズ、エアロスミスなどの作品を手掛けました。

Michael Beirut

代表作 ニューヨーク・タイムズ 外観デザイン
専門領域 ブランディング
活動時期 1980年代-
出身地 アメリカ
公式サイト Pentagram
Instagram Michael Bierut / Instagram
Twitter Michael Bierut / Twitter

アメリカの有名グラフィックデザイナーであるMichael Bierut(マイケル・ビェルート)さん。

ヒラリー・クリントンの2016年大統領選挙運動のロゴを手掛けたことで有名で、2006年にはAIGAメダルも受賞しています。

ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館などには彼の作品が今も展示されています。

MinZhou

代表作 Instagramのプロダクトデザイン
専門領域 プロダクトデザイン
活動時期 2010年代-
出身地 中国
公式サイト Min Zhou Design

MinZhou(ミン・ジョウ)さんは、アメリカのペンシルバニアにあるカーネギーメロン大学を卒業した後、Instagramのプロダクトデザイナーとして活動しています。

今後大きな活躍が期待されるデザイナーの1人なので、ぜひ公式サイトなどを見てみてください。

Neville Brody

代表作 雑誌「ザ・フェイス」
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1970年代-
出身地 イギリス
公式サイト Brody Associates
Instagram Neville Brody / Instagram
Twitter Neville Brody / Twitter

タイポグラファー、アートディレクターとして活躍したNeville Brody(ネヴィル・ブロディ)さん。

雑誌「ザ・フェイス」「アリーナ」などのアートディレクター、レコードのジャケット・デザインを担当したほか、近年も様々なファッションブランドでロゴのデザインを手掛けるなど、第一線で活躍し続けています。

過去の受賞歴は、D&AD賞 プレジデントアワード(2011年)など。

最近では、2019年に東京ヴェルディがクラブ創立50周年を迎えるにあたって、ブランディング・ロゴデザインを一新するためにブロディを起用したことでも注目されました。

Otl Aicher

代表作 ルフトハンザドイツ航空 ブランディング
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1940年代~1980年代
出身地 ドイツ

ドイツを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるOtl Aicher(オトル・アイヒャー)さん。

1972年ミュンヘン・オリンピックのデザインを手掛け、いまではおなじみとなったピクトグラムの立役者と言われています。

教育者としての面も持ち、後にデザイン教育の中心地となるウルム造形大学を設立するなどしましたが、1991年にこの世を去りました。

Paula Scher

代表作 アトランティック・レコード アートワーク
専門領域 ブランディング
活動時期 1970年代-
出身地 アメリカ

ブランディング、アルバムのカバーイラストなどで知られるPaula Scher(ポーラ・シェア)さん。

ニューヨークADC殿堂入りなどの経歴を持ちます。

また、デザインスタジオであるペンタグラム・デザイン・コンサルタンシー初の女性主任に就任したことでも注目されました。

作品には、地図をモチーフにして文字を散りばめたようなデザインがよく見られ、日本の渋谷や銀座といった地名が登場するものもあります。

Pratibha Joshi

代表作 Microsoftのシステムデザイン
専門領域 プロダクトデザイン、UXデザイン
活動時期 2010年代-
出身地 アメリカ
公式サイト Pratibha Joshi
Instagram Pratibha Joshi / Instagram
Twitter Pratibha / Twitter

Pratibha Joshi(プラティバ・ジョシー)さんは、元マイクロソフトのプロダクトデザイナーで、現在はGoogleのインタラクションデザイナーを務めているという経歴を持ちます。

専門としているUXデザイン(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)は今後さらなる発展が期待されている分野なので、注目しておきましょう。

Vandana Pai

代表作 Spotifyのプロダクトデザイン
専門領域 プロダクトデザイン
活動時期 2010年代-
出身地 アメリカ
公式サイト Vandana Pai
Instagram Vandana Pai / Instagram
Twitter Vandana Pai / Twitter

Vandana Pai(バンダナ パイ)さんは、Spotifyのシニアプロダクトデザイナーを務めているアメリカの女性デザイナーです。

女性らしい優しいデザインとフォントが特徴的なので、公式ページやインスタグラムなどを一度覗いてみてください。

世界で有名な日本のグラフィックデザイナー

続いては、日本のグラフィックデザイナーで世界的に有名な人物を紹介します。

身近な商品パッケージを手掛けている方も数多くいるので、代表作にも注目してご覧ください。

浅葉克己

代表作 「アリナミンA」パッケージデザイン
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1960年代-
出身地 神奈川県

文字をデザインに取り入れるタイポグラフィ制作の第一人者と呼ばれる浅葉 克己(あさば かつみ)さん。

西武百貨店の「おいしい生活」、サントリーの「夢街道」、武田薬品の「アリナミンA」、長野オリンピック公式ポスター、民主党ロゴマークなど、その仕事は多岐に渡ります。

また、2002年には紫綬褒章も受章しました。

卓球が非常に上手いことでも知られており、6段の腕前を持つ浅葉さん。
卓球のイメージアッププロジェクトにもデザイナーとして関わっています。

亀倉雄策

代表作 フジテレビ旧シンボルマーク
専門領域 ロゴ・パッケージデザイン等
活動時期 1930年代-1980年代
出身地 新潟県
公式サイト 日本デザインセンター

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)初代会長である亀倉 雄策(かめくら ゆうさく)さん。

フジテレビの旧シンボルマーク、1964年開催の東京オリンピック・シンボルマーク、ヤクルトスワローズの旧ユニフォームなどが代表作として挙げられ、1980年には紫綬褒章も受章しています。

また、グラフィック界のレジェンドが集められた本「世界グラフィック・デザイナー名鑑」にも名前が載っている世界的なデザイナーです。

小杉 幸一

代表作 「特茶」パッケージデザイン
専門領域 ブランディング
活動時期 2000年代-
出身地 神奈川県
公式サイト onehappy
Instagram 小杉幸一 / Instagram
Twitter 小杉幸一 / Twitter

アートディレクターとして様々な活動をおこなっている小杉 幸一(こすぎ こういち)さん。

グローバル戦略を見据えたアパレル事業のブランディングや、自己ブランドである「FLOWORD」を開発するなどしており、東京ADC賞などの受賞歴があります。

私たちの身近なところでは、SUNTORY「特茶」、SUZUKI「HUSTLER」「XBEE」「SPACIA」なども手掛けており、日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」ではタイトルデザインも担当しました。

佐藤可士和

代表作 ユニクロ・GUのロゴ等
専門領域 アートディレクター
活動時期 1990年代-
出身地 東京都
公式サイト KASHIWA SATO
Twitter SAMURAI / Twitter

クリエイティブスタジオ「株式会社SAMURAI」を設立し、代表取締役に就任している佐藤 可士和(さとう かしわ)さん。

直線的な表現や原色を使った色彩構成が特徴的で、ラフなタッチのイラスト表現が目を引きます。

また、2021年には「佐藤可士和展」を国立新美術館で開催しており、約30年にわたる活動の歴史を紹介しています。

佐藤晃一

代表作 「俳グラ」
専門領域 タイポグラフィ
活動時期 1970年代-2000年代
出身地 群馬県

作風は「超東洋的」とも評され、色彩と形を自在に操る独自表現を見せる佐藤 晃一(さとう こういち)さん。

俳句とグラフィックデザインを融合させた「俳グラ」作品などが有名で、毎日デザイン賞などの受賞歴があります。

自分のデザインイメージを紙面に再現するには印刷技術やインク、色指定や校正などの知識が不可欠として、グラフィックデザインと印刷表現の可能性を追求する企画「グラフィックトライアル2013」に参加したことでも知られています。

佐藤卓

代表作 「ニッカウヰスキー」パッケージデザイン
専門領域 パッケージデザイン
活動時期 1980年代-
出身地 東京都
公式サイト TSDO Inc.

パッケージデザインなどを中心に活動している佐藤 卓(さとう たく)さん。

「ニッカウヰスキー」、ロッテのキシリトールガム、「明治おいしい牛乳」など食品関係のパッケージデザインでおなじみです。

テレビ番組のアートディレクションや商品企画など、デザイン以外にも様々な活動をおこなっており、2021年には紫綬褒章を受章しています。

澁谷 克彦

代表作 SHISEIDOイメージポスター
専門領域 広告デザインなど
活動時期 1980年代-
出身地 東京都

澁谷 克彦(しぶや かつひこ)さんは資生堂宣伝部の社員として広告デザイン、アートディレクション、CIデザインなどに携わった後、2017年に独立して活動をしています。

資生堂時代には様々な商品パッケージ、広告デザインなどを手掛け、第14回亀倉雄策賞 や2013年のJAGDA賞などを受賞しました。

田中一光

代表作 オリンピック メダルデザイン
専門領域 シンボルマークデザイン等
活動時期 1950年代-2000年代
出身地 奈良県

昭和を代表するグラフィックデザイナーとして活躍し、2002年にこの世を去った田中 一光(たなか いっこう)さん。

毎日芸術賞、第一回亀倉賞、紫綬褒章、文化功労者など、活躍を称える受賞歴は華々しいものがあります。

1964年の夏季東京オリンピックでは、参加メダル背面のデザインや施設シンボルデザインを手掛け、1972年の冬季札幌オリンピックでは、入賞メダル背面のデザインや参加招待状デザインを手掛けるなどもしています。

永井一正

代表作 JRグループ 共通シンボルマーク
専門領域 シンボルマークデザイン
活動時期 1950年代-
出身地 大阪府
公式サイト 日本デザインセンター

2020年東京オリンピックでは、エンブレムのデザイン選考で審査員代表を務めた永井 一正(ながい かずまさ)さん。

JRグループの共通シンボルマーク、富山県シンボルマーク、茨城県章などのロゴデザインなどで知られ、1989年には紫綬褒章も受章しました。

かつては幾何学模様の抽象表現を中心に描いていましたが、1987年頃からは動物を題材にした具象表現に切り替え、非常に幅広い作風を見せています。

中島 信也

代表作 日清食品 カップヌードル ディレクション
専門領域 視覚伝達デザイン
活動時期 1980年代-
出身地 福岡県

CMディレクター、映画監督、ミュージシャンなど様々な顔を持つ中島 信也(なかじま しんや)さん。
現在は武蔵野美術大学の客員教授も務めています。

代表作となるカップヌードル「hungry ?」シリーズでは、カンヌ国際広告祭グランプリを受賞しました。

他には、サントリー燃焼系アミノ式のCM「グッパイ、運動。シリーズ」(『回転少女』編など)でも話題になりました。

原研哉

代表作 無印良品 アートディレクター
専門領域 アートディレクション
活動時期 1980年代-
出身地 岡山県
公式サイト HARA DESIGN INSTITUTE
Twitter 原研哉 / Twitter

広告デザインのほかアートディレクションや企画といった仕事も担当している原 研哉(はら けんや)さん。

余白を生かしたデザインが特徴的で、無印良品のアートディレクターなどにも抜擢されており、世界インダストリアルデザインビエンナーレ大賞も受賞しています。

また、2020年東京オリンピックの公式エンブレムの選考では最終3作品まで残り話題にもなりました。

服部一成

代表作 「キユーピーハーフ」広告デザイン
専門領域 アートディレクター
活動時期 1990年代-
出身地 東京都
Instagram Kazunari Hattori_info / Instagram

少年時代は野球選手を志していたが、グラフィックデザイナーという職業に出会って次第に憧れが移っていったという服部 一成(はっとり かずなり)さん。

「キユーピーハーフ」「淡麗グリーンラベル」などの広告デザインや、『ポカリスエット』などのパッケージデザインを担当したことで知られています。

 

その他にも、ロゴデザイン、ブックデザイン、CDジャケットデザインなど幅広い仕事をおこない、2004年には亀倉雄策賞を受賞しました。

森本千絵

代表作 「一番搾り」パッケージデザイン
専門領域 アートディレクター
活動時期 2000年代-
出身地 青森県
公式サイト goen°
mono°goen°
Instagram 森本千絵 / Instagram
Twitter 森本千絵 / Twitter

博報堂の入社試験では2トントラックサイズのポートフォリオを搬入したというエピソードを持つ森本 千絵(もりもと ちえ)さん。

第4回伊丹十三賞(2012年)は女性初・最年少での受賞となりました。

Canon「ミラーレス一眼 EOS M2」、KIRIN「8月のキリン」「一番搾り」のパッケージデザインなどで知られ、Mr.Children、AKB48、松任谷由実、ゆずなどのCDジャケットデザインも務めています。

吉田ユニ

代表作 渋谷ヒカリエ 広告デザイン
専門領域 プロダクトデザイン
活動時期 2000年代-
出身地 東京都
公式サイト YUNI YOSHIDA
Instagram YUNI YOSHIDA / Instagram
Twitter 吉田ユニ / Twitter

かわいいのにどこか毒があるようなデザインが特徴的な吉田 ユニ(よしだ ユニ)さん。

当初は大貫デザインへ入社し、上でも紹介した大貫卓也さんに師事していましたが2007年には独立。
2019年には毎日デザイン賞も受賞しました。

作品ではラフォーレ原宿、パルコ、渋谷ヒカリエといった広告デザインを手掛けたほか、木村カエラ、星野源、ぼくのりりっくのぼうよみといったアーティストのCDジャケットも担当しています。

また、2017年には情熱大陸で特集されたこともあるため、そこで名前を知ったというかたも居るのではないでしょうか。

世界の有名なグラフィックデザイン会社

続けて、世界各地のデザイン会社についても見ていきましょう。
一挙22社を紹介します。

Brandient

Brandient(ブランディエント)は本社をブカレストに置き、ルーマニア国内の企業に対してブランディングソリューションを提供するデザイン会社です。

日本では携帯ブランドとしておなじみだったボーダフォンなどもクライアントの1つとして挙げられます。

BVD

BVD(ビーブイディー)はスウェーデン、ストックホルムにあるデザイン会社です。

スウェーデン発祥である「H&M」のロゴデザインや、コカ・コーラのブランドデザインなどで知られています。

Burgess Studio

Burgess Studio(バージェス スタジオ)は2011年にロンドンに設立されたデザインスタジオです。

イラストやポスターだけではなく、絵本などのデザインも手掛けることがあります

Bureau Borsche

Bureau Borsche(ビューロー・ボルシェ)はドイツのミュンヘンにあるグラフィックデザインスタジオです。

音楽やファッション分野に強く、NikeのビジュアルデザインやBalenciaga(バレンシアガ)のロゴデザインも手掛けました。

Casa Rex

Casa Rex(カサ レックス)では、活字書体や家庭用品など身近なパッケージデザインを取り扱います。

ブラジルのサンパウロに本社を持ち世界各地に仕事の場を広げており、ダブ、ユニリーバ、バーガーキングといった企業との仕事をおこなっています。

Dessein

オーストラリアのパースに本社を構えるDessein(デッサン)

パッケージデザインをおこなう企業として知られており、オーストラリア内では食べ物の袋など身近なところで見ることができます。

カフェ・コーポレート、ホワイトマン・パークなどがクライアントとなっています。

DesignStudio

Design Studio(デザイン スタジオ)はロンドン、サンフランシスコ、シドニーに拠点を置くデザイン会社です。

Twitterのリブランディングを手掛けたり「UEFAチャンピオンズリーグ」のブランディングイメージ構築プロジェクトをおこなったりと、様々なジャンルで存在感を発揮しています。

Eat Creative

Eat Creative(イート・クリエイティブ)は、デザインとストラテジーを通じてビジネスの課題を解決する企業です。

本社は東京、香港にも拠点を持ち、TEDx東京、日本フォルクスワーゲン、インターコンチネンタルなどとの繋がりがあります。

Happy Cog

Happy Cog(ハッピー コグ)は本社をニューヨークに構え、ウェブデザインやコンサルタント業務をおこなっている企業です。

アメリカのフィラデルフィア・オースティンなどに事業所を持ち、スタンフォード大学、トムソン・ロイターなどと繋がりがあります。

ID & B

南アフリカのケープタウンに本社を置き活動をしているID&B

ブランディングやコミュニケーションデザインをメインにおこなっており、企業と消費者、社会の間に存在する課題を総合的に解決していく活動をしています。

ヴァージングループ、コカ・コーラ、ドクターハウシュカ化粧品などがクライアントに存在します。

Landor

Landor(ランドー)はブランドコンサルティングをおこなうデザイン会社です。

本社はサンフランシスコにあり、国内であるニューヨークの他にもパリ・ロンドン・東京など、20ヶ国30以上の事業所を持っています。

クライアントとしてはFedEx、フォルクスワーゲン、ロレックス、P&Gなどの大企業が名を連ねます。

Labbrand

Labbrand(ラブブランド)は、本社を上海に持つブランドコンサルティング会社として活動しています。

ユニクロ、グッチ、ペプシなどがクライアントにおり、最近ではTik Tokのブランディングを手がけたことでも注目されました。

Litmus Branding

Litmus Branding(リトマス ブランディング)はインドに本社を構える企業です。

名前の通りブランディングや、ロゴ制作などをメインに手がけており、Indus Travelsやマレーシア航空カーゴなどと取引をおこなっています。

Meta Design

Meta Design(メタ デザイン)は、AppleのMacOSデザインやAdobeのパッケージデザインなどで知られる会社です。

サンフランシスコに本社、北京・ベルリン・ジュネーブなどに事業所を持ち、アディダス、コカ・コーラなどのクライアントがいます。

MANUAL

MANUAL(マニュアル)はサンフランシスコを拠点に活動をおこなっているデザイン会社です。

WebメディアであるMediumのブランド構築などを手掛けています。

Flux Design

Flux Design(フルックス・デザイン)はジャカルタに拠点を持ち、インドネシア国内の大企業を中心に事業を展開している会社です。

インドネシア銀行、マンディリ銀行、などの地元企業のほか、中国銀行、東京銀行といった国外銀行とのやり取りもあります。

Pentagram

人物紹介でも何度か出てきたロンドンのPentagram(ペンタグラム)には、有名デザイナーが数多く所属しています。

ニューヨーク・サンフランシスコ・ベルリンなどに事業所はあり、各地の博物館・美術館などとも契約しています。

Saffron Brand Consultants

Saffron Brand Consultants(サフラン ブランド コンサルタント)はスペインのマドリードに本社を持ちますが、ロンドン、ニューヨーク、ウィーンなど世界各地に事業所を持ちます。

クライアントとしては、ゴールドマン・サックス、富士通、コカ・コーラなどの名前が挙がります。

Stockholm Design Lab

Stockholm Design Lab(ストックホルム デザイン ラブ)はその名の通り、スウェーデンのストックホルムにあるデザイン会社です。

アジア圏のデザインも数多く手掛けており、通販会社である「ASKUL」のパッケージデザインなども担当しています。

The Chase

The Chase(ザ・チェイス)は「クリエイティブコンサルタント」を事業に掲げ、ブランディングと印刷デザインを仕事としています。

イギリスのマンチェスターに本社を構え、ロンドン・プレストンなどを拠点にしながらBBC、ディズニー、富士通、ヒューレット・パッカードなどの大企業との実績があります。

Total Identity Group

Total Identity Group(トータル・アンデンティティ・グループ)は、オランダの首都アムステルダムに本社を置き、ヨーロッパの大企業を中心に大イベントのブランドソリューションを手掛けています。

ツール・ド・フランス、大阪万博といった大イベントを手掛けたこともあり、ドイツのベルリン、韓国のソウルなどに事業所があります。

Winkreactive

Winkreative(ウィンクリエイティブ)はロンドンを拠点としたデザイン会社です。

ヨーロッパはもちろん、日本や韓国、シンガポールなどアジア各国にも進出して様々な商品を手掛けています。

グラフィックデザイナーのなり方

グラフィックデザイナーになるためには、いくつかの特性やスキルが必要と言われています。

必要な特性として挙げられるのは「流行に敏感であること」「好奇心旺盛であること」「コミュニケーション能力があること」など。
普段の生活から気を配れる部分もあるので、普段から様々なデザインに触れて刺激を受けるようにしましょう。

また、必要なスキルとしては「デザインスキル」「ソフトウェアスキル」「マーケティングスキル」などが挙げられます。
こちらは独学だけで鍛えるのは厳しい部分もあるため、大学や専門学校などの教育機関も利用しながら伸ばしていきましょう。

グラフィックデザイナーへの転職ならクラウドテック!

クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが提供しているフリーランスエージェントサービスで、フリーランスがもっと柔軟に働ける社会を目指し運用されています。

提携企業は14万社以上と業界トップクラスの数を誇り、エンジニア・デザイナーを中心に案件数の豊富さが魅力となっています。

また、週3日・週4日から働ける案件など、働き方を選べる仕組みが整備されているのも嬉しいポイント。

案件提案から契約締結まではすべてオンラインで完結し、作業内容の報告もオンラインでできるため、現在88%の方がリモートワーク案件で稼働中となっています。

ある程度実務経験がある方向けの案件が多いですが、エンジニアやファッション業界などからフリーのデザイナーに転職するケースもあるため、興味のある方は覗いてみることをおすすめします。

サービス利用料はかからないので、まずは手軽に登録してみてください!

世界の有名なグラフィックデザイナーについてのまとめ

今回Ludusでは、世界の有名グラフィックデザイナーについて紹介してきました。
最後に、この記事のポイントを整理しましょう。

  • 言葉が分からない海外のデザイナーでも、公式サイトやインスタに載っている作品を見れば感じ取れるものはあるはず
  • 世界を舞台に活躍している日本人も数多くいる
  • デザイン会社についても名前ぐらいは覚えておきたい
  • グラフィックデザイナーになるためには「流行に敏感」「好奇心旺盛」「コミュニケーション能力が高い」といった特性を身につける必要がある
  • 「デザインスキル」「ソフトウェアスキル」「マーケティングスキル」といったスキルも必要になる
  • グラフィックデザイナーへ転職したい方はクラウドテックを要チェック

まずは1人か2人、目標とするような人物を決めてみてはいかがでしょうか。

まつたろー
まつたろー
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。