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コンセプトアーティストは、ゲームや映画の世界観を生み出す職業。
ゲームや映画が好きという方なら一度は、自分のオリジナルの作品を作ってみたいと考えたことはあるのではないでしょうか。
今回Ludusでは、コンセプトアーティストになりたいという人のために、以下の内容を紹介していきます。
- どうすればコンセプトアーティストになることができるの？
- コンセプトアーティストを育成する専門学校について
- コンセプトアーティストになるための勉強法
- コンセプトアーティストが必要とするスキルについて
業界の第一線で働く、日本人コンセプトアーティストについても紹介していきます！
コンセプトアーティストになるにはどんな道がある？
コンセプトアーティストとは、ゲームや映画などの映像作品の視覚化をし、その世界観を作り上げることを仕事とする人たちのことを指します。
コンセプトアーティストは、ゲーム業界でも最も人気の高い職業の一つです。
映像作品はさまざまな職種の人々が一緒になって作成していくため、どのような映画やゲームも、一貫したコンセプトがなければ成り立ちません。
コンセプトアーティストは映像作品の土台をつくる職業とも言えます。
それでは、コンセプトアーティストになるためにはどのような方法があるのでしょうか。
主な2つの方法を紹介していきます。
専門学校や美術系の大学で学ぶ
一つ目の方法は、専門学校や美術系の大学で学ぶという方法です。
コンセプトアーティストは美術の専門知識が求められる職業であるため、一般的に専門学校や美術系の大学で学んでから企業に就職するという人が多いようです。
美術の知識なしにいきなり就職し、コンセプトアーティストになるということも不可能ではないのですが、それなりの努力と根気が必要になるでしょう。
また就職と違い、縛りなく自分の好きな分野の勉強をすることができるというのは大きな魅力ではないでしょうか。
独学が不安な人や、しっかりとしたカリキュラムで学びたいという方にはこの方法をオススメします。
ゲーム制作会社や映像制作会社に就職する
もう一つは、ゲーム制作会社や映像制作会社に就職するという方法です。
専門学校や美術系の大学に通うことが難しい人や、美術の専門知識や技術がすでにある人にはこの方法が良いのではないでしょうか。
実際に、専門学校や美術系大学を卒業したからといって必ずしもコンセプトアーティストになれるというわけではありません。
日本を代表するコンセプトアーティストの田島光二さんも、自分に合った方法を選ぶのことが大切だと自身のTwitterで公言しています。
中にはコンセプトアートを専門で扱う制作会社もあるので、ぜひチェックしてみてください。
コンセプトアーティストを目指す人にオススメの専門学校3選！
コンセプトアーティストになるための学校は具体的にどのような感じなんだろうと考えている人のために、3つの専門学校を紹介します。
それぞれの専門学校について、特徴やイチオシ情報をまとめました。
将来コンセプトアーティストになりたいと考えている人にオススメです！
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は、これまで長い間たくさんの秀でた卒業生を輩出してきたとても有名な専門学校です。
特徴はなんといっても徹底した産学協同の実践主義。
学生のうちからしっかりとした実戦経験を積むことができるので、卒業後すぐに即戦力として働くことができます。
講師は、業界の最前線で仕事をするプロが指導しているので、実際に現場で働くためのノウハウをしっかりと学ぶことができます。
詳しく知りたい人はぜひ資料をお取り寄せください。
アミューズメントメディア総合学院について詳しい情報を知りたいという方は、下記の記事もあわせてご覧ください！
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院は、声優・芸能・ゲーム・映像・アニメなどのエンタメ業界に就職したい人のための専門学校です。
これまで多数の著名人のエンタメ界進出を43年間もの間、後押ししてきた実績があり、カリキュラムには定番があります。
全国に10校舎があり、どの校舎も同水準の教育を受けることができます。
実績があるため、就職面でのサポートが手厚いと好評な専門学校です。
気になったら資料の請求をオススメします！
代々木アニメーション学院についてより詳しい情報を知りたいという方は、下記の記事もあわせてご覧ください！
総合学園ヒューマンアカデミー マンガ・イラストカレッジ
総合学園ヒューマンアカデミー マンガ・イラストカレッジはマンガ’やイラスト、映像作成の分野で多くのプロを輩出している専門学校です。
最新の技術を習得することのできる授業が用意されているため、現場で求められるスキルを確保することができます。
「書く能力」「環境」「チャンス」の重要な3つがしっかりとそろっているので、学生の成長を力強く支えてくれます。
気軽に資料が請求できるのでぜひチェックしてみてください。
コンセプトアーティストになるにはどんな勉強法がある？
コンセプトアーティストなりたいけど、何を勉強すればいいのかわからない。
そんな人のために、コンセプトアーティストになるための勉強方法を紹介します！
どの職業でも、まず身につけなければならないのは土台となる基本的なな知識や技術です。
国内の有名なコンセプトアーティストである、富安健一郎さんは、色面構成やデッサンといった基礎的な練習の繰り返しが大事だと主張しています。
土台がしっかりしていれば、その後の能力も次第に追いついてくるのではないでしょうか。
コンセプトアーティストに求められるスキル
コンセプトアーティストには、高い専門性はもちろん、さまざまなスキルが求められます。ここではコンセプトアーティストが必要とする3つのスキルについて紹介します。
表現力
どれほど良いコンセプトを考えついたとしても、それを伝えるための表現力がなければ、担当者の目に留まることはありません。
自分の発想をいかに魅力的に表現できるのかは、コンセプトアーティストとしての腕前が試されるポイントの一つです。
発想力
発想力がこの世になければ、魔法の世界や宇宙戦争のことは誰も知りません。
いくつもの有名な物語はアーティストの発想力から生まれます。
発想力はコンセプトアーティストの原動力となる重要なスキルです。
コミュニケーション能力
コンセプトアーティストは、多種多様な分野の人たちと打ち合わせをしたり、連携をとる必要のある職業です。
仕事をスムーズに進めるうえでコミュニケーション能力が求められるのはもちろん、交渉や依頼に対して臨機応変な対応が必要となることもあります。
下記の記事では、コンセプトアーティストの年収について紹介しています！
有名なコンセプトアーティストにはどんな人がいるの？
コンセプトアーティストになりたい人たちの道しるべになるような、日本を代表するコンセプトアーティスト3人を紹介していきます！
富安 健一郞
富安健一郞さんは、2011年に日本初となるコンセプトアーティストのスペシャリスト集団、株式会社INEIを発足したことで知られています。
今でも多くの映画、ゲーム、広告のコンセプトを最前線で作り続けている富安さんは、日本ではまだ認知度の低いコンセプトアーティストという職業を広めていこうとしています。
田島光二
良い機会なので僕が描いたヴェノムのデザイン画を再投稿。
Early Venom design study I did for "Venom" (2018) pic.twitter.com/s6YihkWGC0
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) May 10, 2021
田島光二さんは、日本が世界に誇るコンセプトアーティストです。
世界的に有名な「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」などの作品の作成に携わってきました。
コンセプトアーティストとして、日本人がハリウッドで活躍しているというのは本当に驚愕ですね。
大屋和博
ポートフォリオ整理してたら古い絵が出てきたので少し手直ししてみた pic.twitter.com/VbNXYO9Udc
— 大屋和博 Kazuhiro Oya (@kazuhiro_oya) August 27, 2021
大屋和博さんは、フリーランスのコンセプトアーティストとしてさまざまな映画やゲームの作成に携わってきました。
大屋和博さんの最大の武器の一つは画力です。
デッサンが好きだったということもあり、美しく迫力のあるイラストレーションは多くの人々を魅了しています。
コンセプトアーティストのなり方についてのまとめ
今回Ludusでは、コンセプトアーティストになりたいという人のために、以下の内容を紹介してきました。
- コンセプトアーティストになるには大きく分けて通学か就職の2つの方法がある。
- 実績のある専門学校でコンセプトアーティストとしての実力をつけることができる。
- コンセプトアーティストになるには、基礎的な練習を繰り返し勉強することが大切。
- 表現力、発想力、コミュニケーション能力がコンセプトアーティストに求められる。
コンセプトアーティストは独自の世界観を作り上げ、たくさんの人をを魅了したり驚かせたりすることのできるとてもクリエイティブな職業です。
人気が強く、多彩なスキルが求められる職業のため、その道のりは決して楽なものではないでしょう。
しかし、自分が手がけた作品が世の中に発表されたときの達成感はほかの仕事ではなかなか味わうことのできないものかもしれません。
この記事が、コンセプトアーティストを目指す人にとって少しでもためになったり、コンセプトアーティストという職業について知ってもらうきっかけになったらとてもうれしいです。
監修者：Pacific Metaマガジン編集部
Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。
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