映像クリエイターになれる大学は？学部や偏差値、国立大など紹介

映像クリエイターになるにはどの大学に進学すれば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか？

今回Ludusでは映像クリエイターを目指せる大学について以下の内容をメインで紹介していきます。

大学進学のメリット・デメリットを紹介していきます。
また、最後まで読むと、大学ではどの学部で映像クリエイターになれるかも分かります。

まつたろー

最後まで読むことを推奨します。

映像クリエイターを目指せる大学

こちらでは私立大学と国公立大学で映像クリエイターを目指せる大学を11選紹介していきます。

また、どういった学部で映像クリエイターを目指せるのか解説していくので、学部に悩んでいる方におすすめです。

リンクも貼っているので気になる方は飛んでみてください。

私立大学

では早速私立大学から見ていきましょう。

東京工芸大学

東京工芸大学で映像クリエイターを目指すなら芸術学部の映像学科がおすすめです。

芸術学部の映像学科では、映画監督といったマネジメント職の技術はもちろん、CGを使った最新のVFX技術を理論的に学べます。

0からの知識でも先輩や講師が丁寧に教えてくれるので、映像制作未経験でも問題ありません❗️
授業の特徴は台本を持ちながら、グループワークで身体表現や映像基礎演習ができます。
そのため、映像現場、制作、マネジメントの知識が1から学べるのです。

最新の設備が行き届いているのが特色で、集大成には4年間で学んだ専門知識を元に、ド派手で独創的な作品を制作します。

つまり、在学中にIT・Web・CG・マネジメント・企画立案、映像表現や映像業界の技術・知識に関して幅広くインプット・アウトプットもできるのが、東京工芸大学の映像学科のメリットです。

東京工芸大学芸術学部の映像学科の偏差値は48～53でした。

東京国際工科専門職大学

東京国際工科専門職大学は文部科学大臣から工科分野の認可を始めて受けた大学です。

「Society5.0」というIoT・AIといった近未来のテクノロジーを利用した教育を掲げており、デジタル技術を使用した専門職を目指せます✨

たとえば、デジタルエンタテイメント学科のCGアニメーションコースでは、CGアニメーションの制作、プロジェクトマネジメント能力、映像表現技法といった現場でも使用する映像制作技術が学べます。

最終的には最新デジタル技術を応用して卒業制作をします。

海外留学制度も設けており海外実習も可能です。
そのため、日本はもちろん、海外でもデジタルエンタテイメント産業を牽引できる人材を目指せるでしょう。

千葉商科大学

千葉商科大学はメディア情報と地域政策の2つを軸に、豊かな社会を実現できる術を学べる大学です。

千葉商科大学の政策情報学部メディア情報学科では、実際に現場で使用されているプロ仕様の最新機材が完備されているので、番組作りがリアルに学べます。

実際に千葉商科大学の学内では情報番組を流しているのが特徴です。
そのため、リアルなデジタルスタジオもあるので、カメラの前で原稿を読むキャスターのイロハ、撮影スキル、編集技術を肌で学べるでしょう❗️

最終的には、映像・サウンドクリエイター、広告関連、アニメ・ゲーム関連の就職を目指すことが可能です。

ちなみに、千葉商科大学の政策情報学部の偏差値は「47」でした。

大阪産業大学

大阪産業大学は関西の大学です。

情報システムを駆使して人にやさしい街づくりを実現するためのノウハウを学べます。
映像クリエイターを目指すならデザイン工学部の情報システム学科がおすすめです。

情報システム学科ではプログラミング・ソフトウェア開発、Webシステムの構築からCGアニメーションやCADを使用した映像制作ノウハウを学びます。

また、有名なクリエイターも大阪産業大学出身が多いのが特徴です✨
たとえば、ゼロの使い魔の挿絵を担当したイラストレーターの兎塚エイジさんが有名な卒業生の一人です。

大阪産業大学のデザイン学部の偏差値は「35.0～47.0」でした。

まつたろー

偏差値は比較的低いので、目指しやすい大学だと思います。

神戸芸術工科大学

映像制作を芸術分野として学びたいなら神戸芸術工科大学がおすすめです。

特に映像表現学科の映画コースは映画創作の技術を極められる学科です。

映画コース1年目と2年目は入門編で、カメラ操作、編集スキルの基礎、製作スタッフとしての専門知識を理論的に習得します。

映像制作計画的に実行できる演習を実践し、最後に卒業研究を発表するまでが、映像表現学科のカリキュラムです❗️

映像表現学科の就職率は毎年微妙に異なり、2019年～2021年では、64%～83%の開きがありました。
しかし、進路決定率は74%～94%と高い水準で推移しており、ほとんどの方が映像関係の仕事に就職しているようです。

偏差値は「44～47」と難しいとも言えない微妙な数値です。

京都精華大学

関西で映像クリエイターになるには京都精華大学がチャンスと言えるでしょう。

京都精華大学は多様化する現代社会に対応するため、2021年4月にメディア表現学部が誕生しました。

メディア表現学科の特徴は、メディアに関する知識を理論的にマスターでき、2年目以降は以下の三つの専攻に分かれます。

• 音楽表現専攻
• イメージ表現専攻
• メディア情報専攻

映像クリエイターを目指すなら動画編集といった視覚表現のスキルを体得できるイメージ表現専攻がいいでしょう。

新設学科のメリットは先輩がいないため講師陣を独占できること?
デメリットは先輩がいなく情報がほとんどないということです?

京都精華大学出身で映画監督、演出家、映像作家、アニメーター、漫画化として活躍している有名人も多いですね。
出身者を見るとクリエイティブに強い大学と言うのが分かるのではないでしょうか？

京都精華大学のメディア表現学科の偏差値が発表されていましたが、初期は「52～55」と中々に難しいと思います。

国公立大学

上は北海道から東京までの国公立大学を紹介していきます。

電気通信大学

ソフトやハードを含め充実したものづくりを深く学びたい方は、電気通信大学の情報理工学部I類がおすすめです。

情報理工学部I類には、情報数理工学、コンピューターサイエンス、メディア情報学、経営・社会情報学といった四つの学域がカバーしています。
VR、プロジェクションマッピングを利用した映像、音響技術を基礎の基礎からモノ作りに応用できるまで深く学べるのが魅力となっています?

電気通信大学の情報処理工学部I類の課程を修了すると、情報技術を扱えるスペシャリストを目指せるでしょう。

求人者数は17,671社もあり、国公立大学でも就職率が高く博士修了時は95.8%とかなり高い水準を維持しています。
「採用したい大学2位」や「本当に就職に強い大学8位」にも選ばれている点も電気通信大学の魅力の一つですね?

公立はこだて未来大学

公立はこだて未来大学は2000年に設立された比較的新しい大学です。
北海道で最も先進的な大学と言えるでしょう。

学びの全てを1つの空間に集めた「オープンスペース、オープンマインド」の構想を掲げています。
5階分のキャンパスがガラス張りで造られた居心地の良い場所で講義を受けられることが大きな特徴です✨

学部は情報アーキテクチャと複雑系機能学科の2つで情報系単科の大学です。
映像クリエイターを目指すなら情報アーキテクチャ―のメディアデザイン領域があり、情報を伝えるメディアを設計する研究をしています。

プロフェッショナルな講師が在籍しているため、公立はこだて未来大学一つでITのエキスパートになれるでしょう。
一期生から今まで就職率は95%以上と高い水準を維持しています。

NDcubeといった道内企業はもちろん、セガゲームズといった道外産業の就職に高い評価を得ています?

札幌市立大学

札幌市立大学は2006年に看護学部とデザイン学部を置いた4年生の大学です。

デザイン系に特化した大学で偏差値は「48～55」です。
映像クリエイターになるには、デザイン学部の人間情報デザインコースがあります。

人間情報デザインコースでは「人とモノ、人と社会を良質な関係」を築くための、デザイン手法を学べます。
日常にある多様な現象をデザインと考えられるこちらの分野は、様々な企業で応用が利くでしょう。

そのため、人間情報デザインコースでは、映像制作会社関連はもちろんのこと、ゲーム制作業界や放送・報道業などの職業に就くことが可能です?

芸術の森キャンパスと言う学生寮も完備しているので、遠方から通う人も便利な点が挙げらげられるでしょう。

長岡造形大学

長岡造形大学は新潟県の長岡市に位置する造形専門の大学です。

造形専門の大学と言われるだけに、学校内はインスピレーションが湧くような、造形物も多く展示されています。

長岡造形美術大学で映像クリエイターを目指すなら造形学部の視覚デザイン学科がおすすめです。
視覚デザイン学科は見て「素敵」と思えるデザインを提案、制作できるように段階を分けて学びます。

学内でコンペディションも行われており、ライバルと切磋琢磨しながら自身のスキルレベルを高めていけるでしょう?

長岡造形大学の就職率は約88%です。

CAPCOM、Canon、PRODUCT’Sといった大手企業への就職も夢ではありません。

岡山県立大学

岡山県立大学は、保健福祉部、情報工学部、デザイン学部の3つから構成される公立大学です。

映像クリエイターになるには、デザイン学部からビジュアルデザイン学科の専攻である、映像デザインコースを2年次から選択するといいでしょう。

映像デザインコースの特色は、ビジュアルデザインを制作できる編集技術を習得でき、自ら課題を発見し企画・提案できる力から、より魅力的に表現する構成力・演出力のスキルを高められます?

映像デザインコースを修了すると、多様な角度からデザインを表現できるようになるため、京都アニメーションといった大手企業への就職も不可能ではありません。

岡山県立大学の就職率は約「88%」で偏差値は「52」でした。

映像クリエイターの勉強の為に大学へ通うメリットとデメリット

大学に通うと確かな知識と技術が手に入れられ就職にも有利になるメリットもあります。

しかし、メリットばかりではありません。

大学に通うことでデメリットも発生します。

こちらでは大学に通うと有利になるメリットだけではなく、厳しいデメリットも紹介していきます。

メリット

こちらでは大学に通う上で有利になるメリットを紹介していきます。

一般教養も学べる

大学に通う大きなメリットの1つは技術以外に一般教養まで広く深く学べるということです。

資格を取得する時や技術を学ぶときに、高度の数学知識、文学の読解力、社会常識がテーマになっていることもあります。
そのため、一般教養で知識を身に着ければ、広い視野を持つことができ、より社会に役立つ人間を目指せます。

大企業の総合職や企画職に大卒が多いのは一般教養を学んできたからと言えるでしょう。

まつたろー

大学で一般教養を学べるのは大きなアドバンテージです。

四大卒の学歴がもてる

映像クリエイターを目指すうえで四大卒の学歴をもてることは大きなメリットの一つですね。

大手企業は募集事項に「大卒」という必至条件があることが多いのが特徴です。
そのため、四大卒の学歴が所持していると就職先の選択肢が増え、大企業の就職に役に立つことが挙げられます。

特に博報堂やスクエアエニックスといった大手企業の映像クリエイターになるには、四大卒は大きなアドバンテージになるでしょう?

まつたろー

生涯年収でも高卒と大卒とでは4,000万円以上の差が開くと予測されています。

四年かけてじっくり学べる

大学は専門技術と教養を四年かけてじっくり学べるのが大きなメリットです。

専門学校は2年制ですのでスキルは体得できますが、勉強スピードがどうしても速くなります。
中には1年目で3つ以上の制作課題をこなす学校もあるぐらいです。

そのため、早くスキルを身に着けられる優秀な人と習得の遅い人との教育格差が、どうしても広がってしまいます?

逆に大学は四年かけてじっくり学べるため、置いて行かれることは少なく、教育格差は比較的縮まるのが特徴です。

仲間と高め合える

大学では先輩や同期の仲間が集まり同じ目的の元、仲間と高め合えるのもメリットです。

たとえば、同じ部活動で意識し合い切磋琢磨している仲間がいたとしましょう。
その方がレギュラーになったら「なんであいつなんだよ」と悲観するでしょうか？
おそらく、「もっと頑張ればレギュラーになれるかも」と自信が付くと思います❗️

互いに高め合うことで学習効果がより高くなる相情効果を心理学用語でピア効果と呼ぶそうです。

上下、左右の繋がりが強いのも大学の特徴ですので、仲間と高め合えるピア効果を積極的に狙っていきましょう。

デメリット

大学はメリットばかりではありません。

こちらでは大学に通い勉強することで発生してしまうデメリットを紹介していきます。

学費が高い

大学は学費が高いのが代表的なデメリットです。
以下の表を見てください。

私立も国立も4年間勉強すれば学費が240万～384万円程度はかかってしまうのが、大学で勉強する最大のデメリットと言えるでしょう。

また、奨学金を借りて学費を工面する人は場合さらにきついと予測できます。
4年生の大学で奨学金を借りて返済するのに10年～20年かかるのです?

詳しくは早見表や返還シミュレートなどで計算してみてください。

• 奨学金貸与・返還シミュレート

学びたい事以外も勉強しなくてはならない

大学の場合学びたいこと以外も勉強しなくてはいけません?

人付き合い、プレゼン、論文、教養、好きな人はあまりいないと思います。
大学では、必ず専門技術の習得以外も自分達で答えを出し、乗り越えなければいけない状況が出てくるでしょう。

勉強すれば必ず結果が付いてくる、絶対楽しくなるという信念をどこかに持っておくといいかもしれませんね。

まつたろー

努力が結果に基づいているのか、見出すのも大切です。

大学進学以外で映像クリエイターになるには？

こちらでは大学進学以外で映像クリエイターを目指せる方法を以下の内容で紹介していきます。

• 専門学校
• スクール
• 独学

それぞれの特徴も紹介していくので、気になる方はチェックしてみてください。

専門学校へ通う

映像クリエイターになるには大学以外に専門学校へ通う方法があります。

現場の映像クリエイターが使う最新の機材やソフトウェアが使えるため、実践的なスキルを体系的に学べるのが専門学校の特徴です。

専門学校を卒業して就職しても即戦力で活躍できます。

専門のスクールへ通う

民間の映像制作専門のスクールに通うのも映像クリエイターになる一つの方法です。

専門のスクールの大きなメリットは、ある程度決められた期間、空いている時間を使って学習できる事です。

そのため、映像クリエイターを目指したいけどあまり時間がない人に、専門のスクールはおすすめの選択肢です。

独学で学ぶ

映像クリエイターになるには本やYouTubeといった独学のやり方もあります。

独学は、本や動画からヒントを得て自分でポートフォリオを制作して、売り込むことで映像クリエイターになる方法です。

分からないことは能動的に調べられる力、モノづくりが楽しいと思える人に向いている方法と言えるでしょう。

映像クリエイターに独学でなる方法について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください！

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映像クリエイターの専門学校なら代々木アニメーション学院！

映像クリエイターに就職するなら代々木アニメーション学院の入学もおすすめです。

代アニの大きな魅力は最新設備が完備された本格的なレッスンで実践を身に着けられることでしょう?

代アニには20以上もの学科があります。
アニメーターやYouTuber科など、映像クリエイターを目指せる学科も豊富にあるため、現在自分に足りない技量を吟味して選べます（キャリアアップのための学科も）

授業も大学より実践的❗️
学科という枠を超えて合同で制作課題をすることがあるため、大学では得られない技術を習得できることが、代アニに入学する大きなメリットです。

また、大学に通いながら土・日平日の夜間で授業を受けることができるダブルスクールがあるため、さらなる技術強化ができます。
つまり、入学できる資金力と歳をクリアしていれば、学力がなくても入学ができるのが大学との大きな違いです。

大学と映像クリエイターの専門学校のダブルスクールはあり？

ダブルスクールは昼間に大学へ通い、夜は専門学校に通うという方法です。

経済的に余裕のある方なら大学と専門学校のダブルスクルーもありでしょう。

大学で学べないことも専門学校で補え、知識と技術をさらに強化することが可能です。

つまり、ダブルスクールは昼と夜のWで技術を補強できます。

まつたろー

映像クリエイターという夢により近づけられる堅実な方法です。

映像クリエイターの需要と将来性

映像クリエイターの需要と将来性は期待できるでしょう。

スマートフォンの布教でYouTubeやNetflixなどの動画が簡単に視聴できる時代になりました。
そのため、動画視聴時間は年々伸び続け、2019年には1日で約7時間13分もスマホで動画を視聴しているそうです。

YouTuberのような職業の人たちの中に映像制作専門のクリエイターも出現してきているので、今後は量より質が求められると考えられます。
スキルのある映像クリエイターは、どこの業界でも引く手あまたと言えるでしょう?

映像クリエイターの将来性についてより詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください！

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大学在学中に取得したい映像クリエイター向けの資格

大学在学中に取得したい映像クリエイター向けの資格はCGクリエイター検定がおすすめです。

CGクリエイター検定はCGの制作能力を測る検定です。
動画撮影はもちろん、動画編集やアニメーションに関しても、深く学べます。

近年は3Dのアニメーションも流行っているので、差別化を狙っていくには、CGの資格を習得しておくと大きな武器になるでしょう✨

また、在学中にコンテストの入賞を狙い、実績を付けることもおすすめです?

映像クリエイターの資格について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください！

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映像クリエイターの大学についてのまとめ

今回Ludusでは映像クリエイターの大学について以下の内容で紹介してきました。

• 映像クリエイター向けの学部はCG制作と映像表現がある
• 映像クリエイター向けの大学は学費は高いが多くの知識を4年間かけて吸収できる
• 映像クリエイターになるには大学だけではない
• 代アニは最新設備が完備されており、学科を超えたグループ制作が学べる
• 金銭面に余裕があればダブルスクールもあり
• スマホが普及し動画時間が伸びているため、映像クリエイターに一定以上の需要がある
• 映像クリエイターを目指すにはCGクリエイター検定がおすすめ

大学では4年間時間をかけてじっくりと高度なスキルを習得できます。

大学の学部によって特徴、特色、学内の授業環境が全く異なります。

映像クリエイターを目指す方で大学進学を考えている方は、しっかりと学部の特徴と授業内容を吟味して大学を選ぶといいでしょう。

まつたろー

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。