ゲームグラフィックデザイナーのやりがい・魅力は?仕事内容も!

ゲームグラフィックデザイナー やりがい png

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ゲームグラフィックデザイナーは、ゲーム制作において代表的な職業の1つです。

ですが、ゲームグラフィックデザイナーの実際の仕事内容や必要な資格などは曖昧で、疑問に思っている方も多いかと思います。

そこで今回Ludusでは、ゲームグラフィックデザイナーの仕事や魅力について解説していきます。

  • ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容とは
  • ゲームグラフィックデザイナーのやりがい・魅力とは
  • ゲームグラフィックデザイナーに必要な資格・スキルとは

この記事を読むことで、ゲームグラフィックデザイナーについての理解を深めることができ、明確な手順や具体的な行動が分かります。

さくら
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ぜひ最後までご覧ください!

ゲームグラフィックデザイナーとは?

ゲームグラフィックデザイナーとは、ゲーム内に登場するキャラクターやアイテム、背景などをCGで制作していく職業です。

ですが、キャラクターから背景まで全ての作業を1人でこなすのはかなり困難なため、それぞれの作業を分業化して進めていくのが一般的です。

  • キャラクターモデラー
  • 背景モデラー
  • モーションデザイナー
  • エフェクトデザイナー

などに分けて作業工程を分担することで、より高品質なコンテンツをスムーズに提供することができます。

「デザイナー」と聞くと、最初から最後まで1人でこなすのが普通だと思うかもしれませんが、ゲーム制作では複数人で進めていくことが多いということを覚えておきましょう。

ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容

ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容は、グラフィックを用いてゲーム内の演出を制作し、より優れたゲームを作っていくことです。

ゲームグラフィックデザイナーが制作するデザインは、細かく分けると以下の6つになります。

  • タイトル・メニュー画面
  • 背景
  • キャラクター
  • モーション
  • エフェクト
  • ムービー

分業制で進めていくので、ゲームグラフィックデザイナーとして就職した場合は、これらのどれかに配属されることになるでしょう。

2Dや3Dのグラフィックを駆使することで、ゲームの臨場感や世界観などを表現することができるので、充実した仕事内容が魅力の1つとなっています。

ゲームグラフィックデザイナーになるには?

ゲームグラフィックデザイナーになるには、大きく分けて主に4つの選択肢があります。

  • 大学へ通う
  • 専門学校やスクールに通う
  • 独学で学ぶ
  • アルバイトから入る

それぞれのメリットや詳細などを解説していきます。

大学へ通う

大学によっては、「デジタルゲーム学科」や「ゲーム・メディア学科」などと呼ばれるような、ゲーム制作について学べる学科があったりします。

国公立大学・私立大学のどちらにもこれらの学科はあるので、地域や目的に合わせて検討しましょう。

大学に通うことで、ゲーム制作について幅広く学べるうえに、卒業後の進路の幅が広がることもあります。

ゲーム以外のデザイナー・クリエイターとしても活動しやすくなるので、時間をかけてしっかり学びたいという方には大学の進学がおすすめです。

専門学校やスクールに通う

大学に通うのではなく、ゲーム制作の専門学校やスクールに通うという選択肢もあります。

専門学校やスクールの魅力としては、より実戦的な能力を大学よりも短期間で学べるという点です。

ゲーム分野の求人情報も集まりやすいですし、最短で2年で就職できるので、意志が固まっているのであれば専門学校やスクールがおすすめです。

独学で学ぶ

ゲームグラフィックについて、独学で学ぶという選択肢もあります。

ハードルが高く続けにくいですが、大学や専門学校などに通うよりもコストを抑えることができます。

グラフィックについて独学で学ぶ方法としては、Mayaや3dsMaxなどの教本を使うのが一般的です。

プロのゲームグラフィックデザイナーの方に自分の作品を評価してもらうなどをして、自分のスキルアップに繋げていきましょう。

アルバイトから入る

ゲームグラフィックについての基礎的な知識を学んだ後、アルバイトとして働いていくこともできます。

実際に、求人サイトで「ゲームグラフィックデザイナー アルバイト」と検索すると、ゲームグラフィックデザイナーの求人情報が多数出てきます。

アシスタントとしてグラフィックのスキルを磨いていくこともでき、場合によっては正社員や契約社員として採用してもらえる機会もあるでしょう。

実際の雰囲気や作業の様子などを体感できるので、あえてアルバイトから始めるのも効果的な手段ですね。

ゲームグラフィックデザイナーになる方法について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

ゲームグラフィックデザイナーなるには
ゲームグラフィックデザイナーになるには?なり方と必須スキルを解説ゲームグラフィックデザイナーとは作中に登場するキャラクターやアイテム、背景といったゲーム内の全てのグラフィックをCGなどを使って作り上げ...

未経験でもゲームグラフィックデザイナーは目指せる?

結論からいうと、未経験でもゲームグラフィックデザイナーを目指すことは可能です。

未経験の人材を募集している求人情報なども沢山ありますし、ゲームグラフィックについて0から学ぶ手段も多数あります。

ですが、未経験の場合、キャラクターやアイテムなどのデザイン力が求められるので、デザインに関わる資格などが必要になってきます。

未経験から目指すのは簡単なことではありませんが、必要な知識やスキルを着実に学んでいくことで、ゲームグラフィックデザイナーを目指すのも可能になってきます。

ゲームグラフィックデザイナーの仕事は楽しい?

ゲームグラフィックデザイナーの仕事は、やりがいや魅力があるので楽しいという評価が多いです。

もちろん、ゲームグラフィックデザイナーにも大変で困難なことは多々あります。

クライアントとの長期に渡っての打ち合わせや、イメージをCGで表現する創造力など、よりデザイン性や経験が求められるような場面は多いです。

ですが、それ以上のやりがいや楽しさがあるので、結果的に考えるとゲームグラフィックデザイナーは魅力のある職業の1つです。

ゲームグラフィックデザイナーの魅力とやりがい

では、具体的にどんな魅力ややりがいがあるのか、5つのポイントに分けて解説していきます。

  • 作品が達成した時の達成感
  • 作品を評価してもらえる
  • アイデアを形で評価できる
  • 様々な場所で活躍できる
  • チームで一つのものを作り上げる

それぞれ順番に深掘りしていきます。

作品が完成した時の達成感

やりがいの1つとして、作品が完成した時の達成感は計り知れないものです。

というのも、ゲームグラフィックデザイナーはクライアントと何度も打ち合わせをして、できる限り要望に沿った作品へと仕上げていきます。

「イメージを形にする」という仕事である以上、思うように進まない時も出てくるでしょう。

そのような膨大な時間と労力を注いで制作を続けるので、ゲームが完成した時には「ここまで頑張ってきてよかった」という感情になります。

0の状態から100%の完成形を目指すという、モチベーションにも繋がってきますね。

作品を評価してもらえる

制作に携わったゲームが有名になれば、それだけ多くの人から評価をしてもらえます。

ゲームグラフィックデザイナー同士ではもちろん、SNSなどではユーザーからの感想も見ることもできます。

作品を作って完了ではなく、そこからどんな評価を得られたのかも分かるので、フィードバックがしやすく、自身の成長にも繋がります。

売上だけでなく、世間からの評価も参考に積み重ねていきましょう。

アイデアを形で表現できる

自分のアイデアを、見える形で表現していくのもゲームグラフィックデザイナーのやりがいの1つです。

どんなキャラクターがどんな動きをするのかというのは、言葉やイメージでは伝えきることができません。

ですが、グラフィックスキルを活かすことで、自分が思っていた理想のイメージを現実化することができます。

0から作り上げるのは簡単なことではありませんが、何もない状態から映像として表現できるのがゲームグラフィックデザイナーの魅力ともいえますね。

様々な場所で活躍できる

ゲームグラフィックデザイナーは、その他の分野や企業でも活躍することができます。

ゲーム制作のデザインスキルがあるため、アニメや広告などの制作にも携わることも可能です。

ゲームグラフィックデザイナーになった後、他の企業に転職したいという場合でも、デザイナーとしてのスキルや経験をアピールできるので非常に有利です。

また、ゲームグラフィックデザイナーとして有名人になれば、それがきっかけで仕事に繋がったりもします。

グラフィック業界は伸び続けているので、今後も需要が尽きることはないでしょう。

チームで一つのものを作り上げる

ゲームグラフィックデザイナーの仕事は、チームとして役割を分担するうえに、プログラマーやシナリオライターなどの他分野の方との交流が多くあります。

そのため、自分1人ではなくチームとして作り上げたという喜びが感じられます。

リーダーシップを発揮したり、分からない点をサポートしてあげたり、皆と一緒になって取り組むからこそ、充実感がありますよね。

人付き合いが好きで、積極的に意見交換できる人はゲームグラフィックデザイナーに向いていますよ。

ゲームグラフィックデザイナーにおすすめの資格

ゲームグラフィックデザイナーとして活動するにあたって、持っておいた方がいいおすすめの資格は以下の5つになります。

  • CGクリエイター検定
  • 色彩検定
  • TOEIC
  • Photoshopクリエイター能力試験
  • Illustratorクリエイター能力認定試験

それぞれの内容と詳細について解説していきます。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定とは、CG-ARTS協会主催の民間資格であり、その名の通り、CGについての知識や技能が問われる資格となっています。

難易度がベーシックとエキスパートの種類に分かれており、ベーシックではCGによるデザインや静止画の知識・能力、エキスパートでは3次元CGによる映像制作の知識・能力などが問われます。

ゲームグラフィックデザイナーとしての道を極めるのであれば、ベーシックとエキスパートの両方を持っておくのがおすすめですね。

色彩検定

色彩検定とは、色彩に関する様々な知識や技能が問われる資格です。

文部科学省後援の技能検定として実施されていることもあり、国内では有名な資格の1つです。

色彩検定について学ぶことで、配色技法などについて理解を深めることができ、デザインの幅を広げることができます。

1級・2級・3級・UC級の4つの試験レベルがあるので、自分の実力に合わせて段階的に受験することができますよ。

TOEIC

TOEICは英語のコミュニケーション能力が問われる試験で、かなり知名度も高いです。

ゲームグラフィックデザイナーになぜTOEICの点数が必要になるのかというと、デザイン面で英語を使う場面が多いからです。

なので、TOEICの点数が高いほど、ゲームグラフィックデザイナーとして優遇されやすくなります。

平均点以上を目指すなら600点、ビジネスとしてアピールするのであれば700~800点以上は必要になってくるので、目安として覚えておきましょう。

Photoshopクリエイター能力試験

Photoshopクリエイター能力試験とは、Photoshopという画像編集ツールの技術が問われる試験です。

画像編集・加工の能力を証明できるので、ゲームグラフィックデザイナーに限らず、イラストや写真を扱う職種の方におすすめの資格です。

難易度はスタンダードとエキスパートに分かれており、スタンダードは実技のみ、エキスパートは実技と知識の問題が問われます。

グラフィックデザイナーとして活動するのであれば、最低でもスタンダードの資格は持っておくべきでしょう。

Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験とは、Illustratorというグラフィックデザインソフトの能力が問われる試験です。

レイアウトや、アイコン・ロゴのデザインの作成能力を証明できるので、デザイン関連の仕事には必要になってくる資格です。

難易度はスタンダードとエキスパートがあり、スタンダードではデザインの基礎力、エキスパートではデザインの創造性が求められます。

スタンダードでも実績として充分照明できるので、PhotoshopとIllustratorの両方の資格を持っておくのがおすすめです。

ゲームグラフィックデザイナーに求められるスキル

ゲームグラフィックデザイナーとして求められるスキルは、以下の4つになります。

  • 発想力
  • 創造力
  • デッサン力
  • コミュニケーション能力

これらの4つのスキルを磨いていくことで、より優れたゲームグラフィックデザイナーとして活動することができます。

発想力

ゲームグラフィックデザイナーは、何もない状態からキャラクターや背景などをグラフィックで表現するため、発想力が重要視されています。

自分の思っているイメージを立体表現するという仕事内容なので、沢山のグラフィック映像を見て発想力を磨きましょう。

架空の武器や建物、衣装、空間などを立体表現する機会が多いため、柔軟な発想力が求められます。

架空の物体でも立体表現にするとどのようになるのか、イメージを膨らませることが重要です。

創造力

ゲームグラフィックデザイナーには、発想力とは別で創造力も求められます。

新しいアイデアを思いつくのが発想力で、思いついた発送を形にしていくのが創造力という風に使い分けされています。

つまり、発想力だけでなく、そのアイデアをより具体化して、様々な知識やスキルを使って作品として作り上げていくことが重要です。

自分の描いたイメージを映像として残せるよう、様々な知識や経験を身に付けていきましょう。

デッサン力

キャラクターや背景などを作っていくにあたって、それを表現するデッサン力も必要です。

グラフィックの知識やスキルだけがあっても、デッサン力がなければ思い描いたイメージを作品として残すことはできません。

デッサン力を磨いていくためにも、色々な作品を見て観察力を高めていきましょう。

コミュニケーション能力

ゲームグラフィックデザイナーは人と関わる機会が多い職業です。

ゲームプランナーやシナリオライター、ゲームデザイナー、ゲームプログラマーなど、ゲームの制作では様々な職種の人と関わる機会があります。

また、同じチームとして働くデザイナーや、打ち合わせをする際にはクライアントとのコミュニケーションが必要不可欠です。

グラフィック映像の作成をよりスムーズに、ミスなく進めるためにも、積極的にコミュニケーションを自分から取りましょう。

ゲームグラフィックデザイナーに転職するならマイナビクリエイター

マイナビクリエイターゲームグラフィックデザイナーになるには、マイナビクリエイターに登録するのがおすすめです。

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ゲームグラフィックデザイナーのやりがいについてのまとめ

今回Ludusでは、ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容ややりがいについて解説してきました。

  • ゲームグラフィックデザイナーの仕事は分業制
  • 達成感が得られるため、やりがいのある仕事が多い
  • チームで団結して制作するのが魅力の1つ

ゲームグラフィックデザイナーのやりがいとして、達成感や評価だけでなく、チームでの団結や表現力などが挙げられるので、魅力のある職業ですね。

ゲームグラフィックデザイナーの仕事はかなり奥が深いので、様々なスキルや資格を身に着けてより多くのことを学んでいきましょう。

さくら
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。