グラフィックデザイナーの志望動機の書き方!未経験者の例文も!

グラフィックデザイナー 志望動機の書き方!

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グラフィックデザイナーの採用は実績やスキルが全てで、志望動機などをいくら考えたところで意味がないと思っている方もいるのではないでしょうか。

ですがそれは大きな間違いです。
確かにグラフィックデザイナーは経験によるアドバンテージが大きい職種ですが、それと同じぐらい、あなたがそこで何をしたいのか、何ができるのかという想いを伝えることが重要になってきます。

今回Ludusでは、グラフィックデザイナーの志望動機について以下の見出しで紹介します。

  • 志望動機で書くべきポイント
  • 志望動機を考えるときのコツ
  • 志望動機の例文
  • それでも志望動機に不安があるなら
  • 面接で志望動機以外に聞かれる内容
  • 面接で有利になるかもしれない資格

志望動機のポイントやコツをふまえた上で例文を紹介いたしますので、参考にしてみてください。

まつたろー
まつたろー
ぜひ、最後までご覧ください。

グラフィックデザイナーが志望動機で書くべきポイント

グラフィックデザイナーに限らないことですが、志望動機には押さえるべきポイントがいくつか存在しますので、ここではそのポイントを4つ紹介します。

紹介している見出しの順に書いていくと、流れがキレイな志望動機に見えるはずです。

「なぜ」グラフィックデザイナーになりたいのか

志望動機で真っ先に伝える必要があるのは、なぜその職種を選ぼうとしているのかです。
グラフィックデザイナーを選んだ理由について、前半部分に入れるようにしましょう。

この職種は、一般的に見れば多くの人が当たり前のように目指すものではありませんので、採用担当としても理由が気になるところです。

きっかけになった具体的なエピソードなどがあればベストですが、「好き」「得意」という言葉でも構いませんので、熱意が伝わるような書き方をしましょう。
逆に熱意があふれすぎて、ここだけで志望動機が終わってしまわないようにも注意です。

グラフィックデザイナーとして活かせる「自身の強み」は何か

採用する側からすれば、熱意だけではなくスキルに繋がる要素も確認したいところです。
入社後に活かせる強みを入れるようにしましょう。

この際、上の「グラフィックデザイナーになりたい理由」とセットで答えられるとより効果的です。
例を挙げれば「学生の頃から絵を描くことが好きで、休みの日は1日中でも集中して書いていられたので、社会人になっても絵を書く仕事がしたい」のような流れとなります。

また、コンテストでの受賞歴やデザインに関する資格の取得など、分かりやすい経歴があればそれらも入れるようにしましょう。

今後グラフィックデザイナーとして「どうなりたい」のか

将来の目標についてもある程度含めるようにしましょう。
新卒の場合はあまり長々と書かなくて良いですが、転職で中途採用を目指す場合にはこの部分が非常に重要です。

上で述べたような「グラフィックデザイナーを目指す理由」「自身の強み」といった要素をふまえつつ、今後どのような活動をして将来どうなりたいかを説明してください。

もし具体的に目標とする人物がいるのであれば、名前を出してもいいでしょう。
グラフィックデザイナーと一口に言っても様々なタイプの方がいますので、会社との相性を確認する意味でも、イメージを伝えておくことには意味があります。

「なぜその会社」で働きたいのか

採用の決め手になる質問であり、志望動機の最終的な着地点はここです。
これまでの内容をふまえて、この会社がベストである理由を述べましょう。

書くためにはその会社のことを知る必要がありますので、ホームページなどで企業理念・特色・実績などをチェックしてから臨むようにしてください。

もちろん第一志望ではないケースもあるでしょうが、他に志望している会社があることを匂わせる必要はありません。

採用してくれれば間違いなく入社する、という意気込みでいきましょう。

グラフィックデザイナーの志望動機を考えるときのコツ

続けて、志望動機を考える際のコツについても2つ紹介します。

企業が求める人材・スキルを1つ1つ確認する

採用試験でなりより大事なのは、相手(企業)が何を求めているのかを把握することです。
ここが疎かになってしまうと、的外れな主張を延々と繰り返す羽目になってしまいます。

たいていの場合は採用ページに「求める人材像」のような項目がありますので、確実にチェックして自分に当てはまるかどうかを1つ1つ見ておきましょう。

現時点で自分に足りない項目があれば、今後努力して改善したい旨を面接などで伝えても良いでしょう。

採用担当も自社が求める人材像を当然把握しているでしょうから、それに向かって努力しようとしていることが分かれば、好印象を与えられるはずです。

自分の「憧れ」のみを語らない

志望動機を聞かれたときに陥りやすいのが、自分の希望や憧れだけを語って終わりにしてしまうことです。

すぐ上で紹介した「求める人材・スキルの確認」をおこなっていれば大丈夫だと思いますが、企業にもあなたと同じように希望や憧れ(目標)があります。
決して一方通行にはならず、相手の想いも受け止めた志望動機を書きましょう

具体的には「志望動機で書くべきポイント」にて紹介した4項目をバランス良く記載していれば問題ありません

最後に全体を見返して、バランスが取れているかを改めてチェックしましょう。

グラフィックデザイナーの志望動機の例文

ここまでの内容を踏まえて、志望動機の例文をお届けします。
書き方の流れは「志望動機で書くべきポイント」にて紹介した通りで、以下の項目を順に記載しています。

  • 「なぜ」グラフィックデザイナーになりたいのか
  • グラフィックデザイナーとして活かせる「自身の強み」は何か
  • 今後グラフィックデザイナーとして「どうなりたい」のか
  • 「なぜその会社」で働きたいのか

グラフィックデザイナー経験者(中途)の場合

私は直前まで勤めていた会社でもグラフィックデザイナーの仕事をしていましたが、より自分に合う仕事を求めてゲームメーカーである貴社を志望しました。

これまで10年間、パンフレットや広告といった媒体で都市部の若者をターゲットに仕事をしてきましたが、私の中では写実的なデザインよりも幻想的なデザインを描きたいという想いがありました。

今後は前職でのノウハウを活かしつつ、若い世代に刺さるコンテンツをメインに制作していきたいと考えています。

10代~20代向けのスマホアプリをメインに急成長している貴社であれば、私の経験を役立てられると思い、貴社を志望いたしました。

グラフィックデザイナー未経験者(新卒)の場合

私は小さい頃から絵を描くことが好きで、高校からは本格的にこの道へ進みたいと考えて、独学でPCを使ったデザインの勉強もするようになりました。

大学では「Illustrator」の資格を取得し、文化祭ではパンフレット作成や看板のデザインを担当できたことが印象に残っています。

もし貴社に入社したら、これまでに勉強したスキルや文化祭での経験などを活かして、人に楽しんでもらえるコンテンツを数多く作りたいと考えています。

「人の笑顔を作る」をキャッチコピーにして、毎年多くのイベントを開催している貴社であれば目指す方向が一番近いと思い、貴社を志望いたしました。

グラフィックデザイナーの志望動機が不安ならマイナビクリエイター

マイナビクリエイターここまでグラフィックデザイナーの志望動機について紹介してきましたが、イメージはつかめましたでしょうか。

自分のスキルや経験に自信が無いという方や、企業の探し方が分からないという方も多いかもしれません。

そのような場合は、一度マイナビクリエイターをチェックしてみてはいかがでしょうか。

こちらは転職サイトなので中途採用限定、さらにゲーム・Web・IT業界に特化したサイトとなってはいますが、特化している分だけ手厚いサポートを受けることができます。

また、業界の情報・ノウハウも豊富に揃っていますので、ゲーム業界を目指す方やWebデザイナーも視野に入れている方にはうってつけです。

さらにマイナビクリエイターでは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者も付いてくれるため、個人に合わせた的確な意見をもらえます。

志望動機で悩んでいるあなたにも、これまでの経歴や性格などから判断してより具体的なアドバイスを与えてくれるはずです。

また、マイナビでこれまでに培ったコネクションを活かして、企業による説明会や面談等のイベントも数多く開催されています。

マイナビクリエイターの評判や口コミについては、Ludusでも調査記事も掲載していますので、マイナビクリエイターについてもっと知りたいという方は、こちらも参考にしてください。

マイナビクリエイター
【2022】マイナビクリエイターの評判は?メリット・デメリットを紹介!マイナビクリエイターはWeb・ゲーム・IT業界に特化したクリエイティブ職特化の転職支援サービスです。 自分の好きなことや得意なこと...

グラフィックデザイナーの面接で志望動機以外で聞かれる内容とは?

本題である志望動機については紹介が終わりましたが、関連して面接で聞かれやすい話題についても簡単に見ていきましょう。

これまでのキャリアについて

中途であれば特に聞かれやすい質問です。
履歴書の経歴にも記載すると思いますが、面接でも説明できるよう準備しておきましょう。

仕事で活かせるような経験がないかを探るのが質問意図ですので、淡々と事実だけを話しすぎないように注意してください。

これまでの制作物とそれに対する思い入れについて

この質問では、単にスキルや経験を聞いているほか、1つ1つの仕事に対してどれだけ真剣に向き合えるかという姿勢を確認しています。

制作物に対するアピールよりも、どちらかと言えば自分が込めた思いや得た教訓などをメインに伝えるようにしてください。

これまでの挫折経験について

ここでは挫折から立ち直った時の過程を問われています。
単純に辛かった経験を話すだけで終わらないように注意してください。

また、挫折と言えるような経験が無いという方は、軽く前置きした上で「今までで一番苦労したこと」と言い換えても良いでしょう。

好きなグラフィックデザイナーについて

志望動機の見出し(今後グラフィックデザイナーとして「どうなりたい」のか)でも触れましたが、会社との相性を確認する意図で聞かれる可能性があります。

基本的には正直に答えれば良い質問ですが、可能であれば会社のイメージと合致するような人物をチョイスしましょう。

前職を辞めた理由について(転職の場合)

企業としては同じ理由で辞められることは避けたいので、中途採用では定番の質問です。
出来る限り、後ろ向きな発言で終わらせるのは避けましょう。

人間関係や金銭面が理由の場合は全て正直に言うのも考えものです。
言うにしてもサブとして取っておき、メインは仕事の内容に関する事柄で1つ考えてみてください。

グラフィックデザイナーの面接で有利になるかもしれない資格

「これを取っておけば大丈夫」という資格はありませんが、取得することでアピールに繋がるものはいくつか存在します

特に、これまで制作した作品・実績に自信が無いという方は、資格取得でアピールポイントを作るのもおすすめです。

Adobe認定アソシエイト

アドビ認定プロフェッショナル(旧:アドビ認定アソシエイト)は、アドビ社の製品であるPhotoshop、Illustrator、Premiere Proについて知識を問う資格です。

アドビ社では唯一公認の国際認定資格なので、海外でも活かせるのが最大のメリットとなっています。

試験科目はソフトウェアごとに別々で、試験時間は50分で問題は約30問です。
試験はPCでおこなわれ、選択問題とソフトウェアを実際に操作する問題で構成されます。

合格率は現在非公開ですが、サンプル問題を見る限りでは特別難しくはないと推測されます。

Illustrator Photoshopクリエイター能力認定試験

こちらもアドビ社の製品に関する資格ですが、アドビ認定プロフェッショナルと比較すると、国際資格ではなく実技寄りの内容になっているという違いがあります。

また、試験はスタンダートとエキスパートの2つに分かれており、初心者でも入りやすいのも特徴の1つです。

普段からソフトを使っている方なら、エキスパートから受けても問題無いでしょう。

色彩検定

色に関する基礎知識から、配色技法までも学べる色彩検定
文部科学省にも認定されている超有名資格です。

グラフィックデザイナーに特化した資格ではありませんが、デザインに関わる職業としては取得しておいて損は無いでしょう。

級が上に行けば記述問題や実技試験も登場しますが、下の級ではマークシートによる選択オンリーなので、学生にも受験しやすい資格です。

グラフィックデザイナーに関する資格について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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グラフィックデザイナーの志望動機についてのまとめ

今回Ludusでは、グラフィックデザイナーの志望動機について紹介してきました。

  • 「なぜこの職種か」「自身の強み」「将来どうなりたい」「なぜその会社か」という4項目を順に入れるとまとまりやすい
  • 企業が求める人材をチェックし、自分の憧れを語りすぎない
  • 志望動機に自信がなければマイナビクリエイターなど転職サイトを頼るのもあり
  • 志望動機以外に、「これまでのキャリア」「制作物と思い入れ」「挫折経験」「好きなグラフィックデザイナー」「前職を辞めた理由」なども面接で聞かれる可能性が高い
  • 必須資格は無いが、「アドビ認定プロフェッショナル」「Illustrator / Photoshopクリエイター能力認定試験」「色彩検定」などは持っておいて損は無い

志望動機を書いているうちに、自分に足りないものが見えてくることもあるはずです。

必要に応じて転職サイトや資格の取得なども検討してみてください。

まつたろー
まつたろー
最後までご覧いただき、感謝いたします。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。