プロゲーマーに資格・ライセンスが必要?取得方法やJeSUを解説

プロゲーマーに必要な資格

※本サイトは掲載するECサイト等での購入実績に基づいて一部報酬を受領しています。

「eスポーツのプロゲーマーになるには資格やライセンスがいるのだろうか?」「どうやったら取得できるのだろうか?」

プロゲーマーになりたい方はこのような疑問を抱えているかと思います。

今回Ludusでは、eスポーツのプロゲーマーになるには資格・ライセンスが必要なのかについて、以下の内容を紹介していきます!

  • プロゲーマーに資格は必要か?
  • JeSUとは
  • JeSUのライセンス
  • JeSUのライセンス認定タイトル
  • 資格・ライセンスのメリット
  • 専門学校がおすすめ
  • 英語力も必要か?

ライセンスを取得する方法についても紹介します。

そら
そら
最後まで読んでくれよな〜

プロゲーマーに資格は必要?

結論からいうと、プロゲーマーを名乗るのに資格は必要なく、プロゲーミングチームに所属しているとプロゲーマーを名乗れます。

ですが公式のプロライセンスもあります。
ライセンスを持っていると大会にプロとして出場したり、賞金獲得の権利が手に入るためお得です。

そのためライセンスを持っていても損はないでしょう。

そら
そら
資格は絶対に必要ってことはないんだね〜

日本eスポーツ連合(JeSU)とは?

日本eスポーツ連合(JeSU)は、主にeスポーツの普及を目的とした団体です。

一般社団法人日本eスポーツ協会、一般社団法人e-sports促進機構、一般社団法人日本eスポーツ連盟の3つが合併し、2018年2月1日に設立しました。

活動内容は主に以下の5つです。

  1. eスポーツ振興に関する調査・研究・啓発
  2. 大会の普及
  3. プロライセンスの発行と大会の認定
  4. eスポーツ選手育成の支援
  5. 関係各所との連携

プロライセンスの詳細につきましては、次に紹介します。

JeSUが発行する資格・ライセンス3選

JeSUはプロライセンスを3つ発行しています。
順番に紹介します。

いずれのライセンスも取得するために明確な試験があるわけではありません。
取得するためには、大会で好成績を残しJeSUから勧誘される必要があります。

ジャパン・eスポーツ・プロライセンス

ジャパン・eスポーツ・プロライセンスは、満15歳以上で義務教育課程を修了している人が対象のライセンスです。

満20歳未満への発行には、親権者の同意がいります。
2021年9月現在、所属は258名です。

発行日から2年ごとに更新する必要があります。

ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス

ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンスは、13歳以上15歳以下で義務教育課程を修了していない人が対象のライセンスです。

中学生を対象としていますので、親権者の同意書が必要です。
2021年9月現在、取得者はいません。

ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンスを所持していると大会に出場できますが、賞金は獲得できません。

発行日から2年ごとに更新する必要があります。
15歳以上になった場合は、「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」への切り替えを行います。

ジャパン・eスポーツ・チームライセンス

ジャパン・eスポーツ・チームライセンスは、法人でIPホルダーの承認があり、JeSUが認めたチームを対象としたライセンスです。

2021年9月現在、13チームが保有しています。

そら
そら
大会でいい成績を残さないといけないんだね!

JeSUのライセンス認定タイトルは?

JeSUではライセンス認定タイトルが15タイトル(2021年9月現在)あります。
認定タイトルのゲームで実績を残すことで、JeSUのプロライセンスを獲得できます。

ただし、APEXなど公式認定されてないゲームでもプロゲーマーは目指せるため、安心してください。

eFootball ウイニングイレブン

「eFootball ウイニングイレブン」は、人気のサッカーゲームシリーズの最新作です。
メッシやネイマールなどのスター選手を操作し、簡単操作で現実のような試合を楽しめます。

「マスターリーグ」では、自分が監督となってクラブを育成しリーグ戦を戦えます。
選手の育成や獲得もできるため、サッカー好きはかなりやり込めるモードです。

GUILTY GEAR Xrd REV 2

「GUILTY GEAR Xrd REV 2」は、アニメを操作しているかのようなグラフィックで楽しめる対戦格闘ゲームです。

難しいコマンドを入力しなくても、豪快な技を出せる設定もあるなど初心者にもやさしいです。

ストーリーモードも充実しているため、1人でも楽しめます。
シリーズ最多の25キャラクターが登場します。

グランブルーファンタジー ヴァーサス

「グランブルーファンタジー ヴァーサス」は、空に浮かぶ島を旅するRPGです。
RPGだけでなく、対戦モードも遊べます。

「グランブルーファンタジー」が2014年にスマホアプリとしてリリースされ、人気となりました。
その人気を受けて、2017年にはアニメ化もされました。

コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー

「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」は、戦争を舞台としたFPSです。
コールオブデューティは、人気のシリーズです。

今作は1980年初頭の冷戦時代が舞台です。
プレイヤーは工作員となり、世界の覇権を握ろうとする人物「ペルセウス」を追跡します。

ストーリーモードだけでなく、対戦が可能な「マルチプレイヤー」もあります。

ストリートファイターV チャンピオンエディション

「ストリートファイターV チャンピオンエディション」は、人気の対戦格闘ゲームです。
1987年に1作目が登場し、シリーズ累計4,600万本出荷されています。

リュウやケン、春麗、ダルシムなど様々な個性のあるキャラクターを使って対戦します。
世界大会も行われるなど、格闘ゲームの頂点といえるゲームです。

鉄拳7

「鉄拳7」は、先ほどの「ストリートファイター」と双璧を成している対戦格闘ゲームです。
シリーズ累計で4,400万本出荷されるなど、非常に人気があります。

今作では、初めて「リアルタイムオンライン対戦」ができるようになりました。

デッド オア アライブ6

「デッド オア アライブ6」は、対戦格闘ゲームです。

「打撃は投げに勝り、投げはホールドに勝り、ホールドは投げに勝る」という、じゃんけんのようなシステムが特徴的です。
そのため、相手の技を読みあう心理戦がより重要です。

セクシー系・かわいい系の女性キャラが多く収録されている点も注目です。

TEPPEN

「TEPPEN」は、カードゲームアプリです。

他のカードゲームにあるようなターン制ではなく、リアルタイムでゲームが進行していきます。

「ストリートファイター」、「モンスターハンター」、「ロックマン」などのカプコンの人気キャラクターが登場します。

2019年には初の世界大会が行われ、賞金総額は5,000万円でした。

パズドラ

「パズドラ」は、パズルとRPGを融合させたゲームアプリです。
ダウンロード数は9000万を超えています(2021年9月時点)。

パーティーに5体のモンスターをセットし、パズルを行って敵にダメージを与えます。
モンスターは、パワーアップ合成を繰り返すことで成長します。
モンスターを強化し、より手強いダンジョンに挑んでいく流れです。

BLAZBLUE CENTRALFICTION

「BLAZBLUE CENTRALFICTION」は、対戦格闘ゲームです。

操作モードを「スタイリッシュ」にすると簡単操作ができるため、格闘ゲームに慣れていない人でも楽しめます。

ストーリーモードも作り込まれており、キャラクターボイスもついているため世界観に浸れます。

BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE

「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」は、対戦格闘ゲームです。

先ほどの「BLAZBLUE CENTRALFICTION」と同じく、BLAZBLUEシリーズです。
BLAZBLUEシリーズ生誕10周年を記念して、制作されました。

今作は今まで1対1ではなく、「2人1組によるタッグマッチ」の対戦形式になっています。

また「P4U」、「アルカナハート」など7つの人気作品からキャラクターが登場するため、夢のタッグが実現します。

ぷよぷよ

「ぷよぷよ」は、落ち物パズルゲームです。

2021年で発売20周年を迎える歴史のあるゲームで、パズルゲームのレジェンドといえる存在です。

同じ色のぷよを4つ揃えることで、ぷよを消せます。
ぷよを消す連鎖を起こせると、爽快な気分を味わえます。

モンスターストライク

「モンスターストライク」は、おはじきのようにモンスターを引っ張り敵に当てて倒すアクションRPGです。
ダウンロード数は5500万(2021年9月時点)と人気があり、「モンスト」の愛称で親しまれています。

基本の流れは、モンスターをガチャで獲得し、育成します。
そして4体のモンスターでパーティを構築し、クエストに挑んでいきます。

「BLEACH」、「エヴァンゲリオン」、「鬼滅の刃」など人気のアニメとコラボすることも多いです。

リアルタイムバトル将棋

「リアルタイムバトル将棋」は、早いもの勝ち将棋です。

通常の将棋は交互に駒を指していくルールですが、「リアルタイムバトル将棋」は互いに好きなだけ駒を動かせます。
相手の王将を取れば勝ちです。

進行がスピーディーなため、瞬時の判断が重要なゲームです。
一局が1〜2分で終わるため、通常の将棋が長く感じる人におすすめです。

レインボーシックス シージ

「レインボーシックス シージ」は、特殊部隊の一員として戦うFPSです。

トム・クランシーの小説「レインボーシックス」を原作としているゲームシリーズです。
主人公は「レインボー」という特殊部隊の一員として、テロリストの撲滅や人質の解放を目指します。

「マルチプレイ」モードでは、最大で10人のプレイヤーによるオンライン対戦が可能です。
5人ずつの2チームに分かれて対戦します。

そら
そら
格闘ゲームが多いんだね〜

資格・ライセンスを保有するメリット

こちらでは資格・ライセンスを保有することによるメリットを紹介します!

信頼感がでる

ライセンスを保有していることで、信頼感がでます。

ライセンスが制定される前は、プロゲーマーだと証明することは困難でした。
ライセンスがあることでプロゲーマーだと証明ができるため、社会的な信用も得られます。

高額賞金の大会に出ることができる

ライセンスがあることで、JeSUの公認する大会に出場ができます。
JeSUの大会では賞金が出るため、活躍次第では高額賞金が得られます。

ライセンスが制定されるまでは、eスポーツの大会に景品表示法などが関わってくるため10万円以上の賞金が出せませんでした。
賞金ではなく仕事の報酬として扱えば10万円以上のお金が得られますが、どの大会が賞金で、どの大会が報酬なのかという判断基準は曖昧でした。

JeSUがライセンスを制定したことで、JeSU公認の大会では報酬を支払うという明確なルールができました。
そのため、ライセンスを取得することで高額賞金の大会に出られるというメリットがあるのです。

そら
そら
ライセンスがあると高額賞金が狙えるんだ!

プロゲーマーになるには専門学校へ

代々木アニメーション学院

プロゲーマーになるには、専門学校を出てプロになるのがおすすめです。

専門学校では、実際に活躍しているプロゲーマーによる講義があります。
選手の生の声を聞けるのは、貴重な機会です。
実際のプレイも間近で見れるのも、有益です。

またeスポーツ業界の企業やスポンサーと繋がりを持てるため、実力次第では在学中にプロを目指せます。

専門学校については、こちらの記事を参考にしてください。

プロゲーマー専門学校
プロゲーマーになれる人気のゲーム専門学校を紹介!入試や学費、ゲームカリキュラムを徹底比較!本記事をご覧いただき、知ることができる情報はこちらです? プロゲーマーという職業の人気の高まりについて プロゲーマー...

プロゲーマーには英語力も必要?

プロゲーマーは英語力もあった方が有利です。
英語ができると攻略情報をすばやく得られることや、海外遠征のときも安心というメリットがあります。

プロゲーマーに英語が必要かについては、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

プロゲーマーになるには英語は必要?
プロゲーマーにとって英語は必要?メリットや理由を解説!プロゲーマーになりたいのだけど「英語は必要?」「なんの役に立つの?」と思われる方も多いと思います。この記事では、その疑問に答えるべくプロゲーマーにとっての英語を覚えることのメリットについて話していきます。ぜひご覧ください。...

プロゲーマーの資格についてまとめ

「eスポーツのプロゲーマーになるには資格・ライセンスが必要か?」について下記の内容を紹介しました。

  • プロゲーミングチームに所属していれば、プロゲーマーを名乗れるためライセンスは必ずしも必要ではない。
  • JeSUは、主にeスポーツの普及を目的とした団体でライセンスの発行を行っている。
  • JeSUの発行するライセンスは「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」、「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」、「ジャパン・eスポーツ・チームライセンス」の3つある。
  • JeSUのライセンス認定タイトルが15タイトル。
  • ライセンスがあると「信頼感がでる」、「高額賞金の大会に出場できる」2つのメリットがある。
  • プロゲーマーを目指すには専門学校がおすすめ。
  • プロゲーマーは英語力もあったほうが有利。

ライセンスはプロゲーマーの証明になることや、高額賞金を得られる権利が手に入るため持っているとメリットがあります。
しかし、ライセンスがなくてもプロゲーマーとして活動ができるため、ゲームの実力をつけることが第一です。

ライセンスが欲しい場合でも、JeSUに実力が認められなければ取得できないため実力が大事になってきます。

日々練習を重ねて、ゲームの実力をつけていきましょう!

そら
そら
最後まで読んでくれてありがとう!

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。