イラストレーターに必要な資格は?おすすめの資格や難易度を紹介!

イラストレーターに資格は必要?

※本サイトは掲載するECサイト等での購入実績に基づいて一部報酬を受領しています。

小中学生が将来なりたい職業の各ランキングでトップに入る人気の職業、イラストレーター

イラストレーターになるには「資格が必要なのか」「どんな資格があるのか」「難易度は高いのか」が気になるのではないでしょうか?

今回、Ludusではそんな方たちのために以下の内容を紹介していきます❗

  • イラストレーターってどんな職業?
  • イラストレーターになるには資格が必要なのか
  • イラストレーターがとる資格は難しい?
  • イラストレーターの資格は独学でもとれるのか
  • イラストレーターの資格取得に有利な方法
  • イラストレーターで資格を取得したあとについて
さくら
さくら
ぜひ、最後まで読んで資格をゲットするのに役立ててくださいね❗

イラストレーターとは

小中学生から目指す人がいるほどの人気職のイラストレーターですが、ただなんでも自由に描くワケではなく、依頼を受けて絵を描くのが仕事です。

仕事の幅は広く、本の挿絵・表紙、広告、キャラクターイラストなど多種の場で活躍しています。
最近はアナログよりもデジタルの仕事が多く、ホームページや企業の商品広告といったイラスト制作の仕事もあります。

リクエストに応える力が大切で、おのずとコミュケーション能力と、依頼に応じた描画力が求められます。

イラストレーターの働き方としては、会社に勤めて働くか、フリーランスとして働くかの2種類あります

どこかの会社に就職するのであれば、仕事が安定してもらえるので収入面で安定し、同時に実戦で枚数を重ねるので画力の向上にもつながります。
フリーランスであれば、アピールをして依頼をもらうことから始めなければならず、収入が安定しませんが、思わぬ高収入になるかもしれません✨

どちらの働き方を選ぶかは自由なので、自分の希望や状況などと比較して選びましょう。

イラストレーターは資格が必要?

イラストレーターというと、特殊な分野に思えて、特別な資格が必要かと思われる方もいるかも知れませんが、必須の資格はありません
資格がなければイラストレーターになれないわけではなく、誰でもイラストレーターを名乗ることができます。

しかし、資格が必須でないために、イラストレーターの数は多く、他のイラストレーターとの競争率が高くなっています。
埋もれてしまわないよう、なにか他とは違うものを持つことは有効的な手です。

資格があれば、契約時やアピールの際に能力を示す実力の証明となるので有利に働きます❗
ひとつの手として、イラストレーターの仕事に関わる資格を保有しておくことをオススメします。

転職やフリーランスであれば、知識や技術を有していることの証明のため、尚のこと持っておくと良いでしょう。

イラストレーターの資格難易度は?

イラストレーターの仕事に有利になる資格は、数種類存在します。
実践的な能力であり、公的な資格もありますので、簡単に取得できるものではありません

難易度は個人の力量や資格によって変わりますが、仕事や就職で活かすならば、実務向けの2級以上や、エキスパートと呼ばれる上級者向けのレベルを取得したいところです。

現場で使用されることの多い『Photoshop』などのAdobe製品の資格もあります。
そういった試験では、知識だけではなく、実技能力も試されるので、尚更一筋縄ではいきません?

資格を獲るには厳しいですが、スキルアップ・スキル証明として有利となりメリットがありますので、難易度は高い傾向にありますが挑んでみてもいいでしょう。

イラストレーターにおすすめの資格

イラストレーター関連の資格はいくつかありますが、就職時の応募・面接時などに有利になる資格を取得しておきたいものです。
勉強の際は、各試験に関係するテキスト本・問題集も出版されていますので、チェックしておきましょう。

面接官に「おっ」と思わせるような、名がとおっている資格について、2021年の試験の日程も含めて以下から紹介します❗

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

Illustrator®クリエイター能力認定試験は、デジタルツールAdobe Illustrator®を活用する能力を示す資格試験です。

関連分野で活躍する方々が委員をつとめる、ソフトウェア活用能力認定委員会が主催しています。
スタンダードとエキスパートのふたつのクラスがあり、どちらも受験に制限はありません。
スタンダードが7,600円、エキスパートが8,600円の受験料がかかります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験は随時受験可能です。
試験の日程は試験会場によって異なり、実施日の日数も違いますので、受験する場所の受験日を公式サイトなどから必ずチェックしましょう。

公式のテキスト本・問題集が多数出ていますが、バージョンが多くありますので、バージョンを間違えないよう注意が必要です。

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験は、Adobe Photoshop®の活用能力を測る民間資格です。

Illustratorの認定試験同様、スタンダードとエキスパートの2種のレベルがあり、基本操作力を測定します。
エキスパートでは基本操作に加え、知識に関する問題も出題されます。
受験料はスタンダードが7,600円、エキスパートが8600円です。

年齢や学歴といった受験に対する制限はありませんので、誰でも取得に挑めます。
Illustratorの試験と同じ、ソフトウェア活用能力委員会が行っている試験ですので、試験会場や日程が被っているところもあります。

Illustrator、Photoshopは制作現場で使用される機会の多いグラフィックツールです。
優先的に取得しておきましょう❗

アドビ認定アソシエイト(ACA)

アドビ認定アソシエイト(正式名称Adobe Certified Associate)は、Adobe社のソフトであるAdobe Creative Cloudの試験です。

Adobe Creative Cloudは、PhotoshopやIllustratorを含めた20以上のクリエイトソフトを利用できる、定額制のサービスです✨

利用可能なツールに含まれる、『Photoshop』『Illustrator』『Premium Pro』の3つのアプリケーションの試験を行っています。

2021年8月現在での料金はいずれも、税込10,780円で、学生であれば税込8,580円になる学割申込が可能です。
受験に必要な資格はありません。

現時点ではIllustrator・photoshopの受験申込を受け付けている状態です。
試験日はある程度自由がきくので、スケジュールの調整がしやすい試験でもあります。

2021年6月に名称がアドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)に変更されていますが、出題内容に変更はありません

CGクリエーター検定

CGでのデザイン、二次元・三次元CG制作などの知識や技術を測定するCGクリエイター検定もオススメです。

CGイラストを作成する場合、CG制作・映像制作のスキルを証明できる資格として活用できるでしょう。

公益財団法人であるCG-ARTSによる民間資格なので安心して受けられます。
東映アニメーション、ワコム、ヴァンガードのような有名会社もCGクリエイター検定を推奨しています✨

ベーシックとエキスパートの2レベルにわけられており、どちらも問題数は10問です。
検定料はベーシックで5,600円、エキスパートで6,700円かかります。

年に2回、全国20都道府県で実施しており、7月と11月ごろにおこなわれています
2021年は前期が7月11日に開かれ、終了しました。

今年の後期は9月1日から10月22日まで申し込みが受け付けられ、11月28日に実施が予定されています。

色彩検定(R)

1990年にはじめて以来、150万人以上が受検する、大変知名度の高い色彩に関わる公的資格の色彩検定®です。

イラストレーターにとって、色彩は切っても切り離せない関係です
色に対して知識を深めれば、効果的な配色も自然と出せますので、学んでおけばスキルアップにつながるでしょう❗

レベルは1級、2級、3級、UC(色のユニバーサルデザイン)級と4つあります。
各級の特徴は以下のとおりです。

レベルの目安 受験料(税込) 合格率(2020年)
1級 プロフェッショナル向け
一次、二次あり
15,000円 45%
2級 実務向け 10,000円 77.6%
3級 初心者向け 7,000円 76.3%
US級 福祉・公共向け 6,000円 87.3%

任意の級から受検でき、併願での受検も選べます。
夏期と冬期に試験が行われますが、1級だけ冬期にしか実施していません。

今年は11月14日にすべての級が、1級の2次は12月19日に実施されますので、1級を受ける際は、2日確保するようにしましょう。

カラーコーディネーター検定試験(R)

色彩検定と並んで知られているのがカラーコーディネーター検定試験®です。
東京商工会議所が主催をつとめています。

ビジネス・プライベート両方に活かせる資格ですが、仕事に役立つような実践的・専門的な検定です。

カラーコーディネーター検定試験には、スタンドクラスとアドバンスクラスの2種類あります。
受験料はスタンドクラスは5,500円、アドバンスクラスは7,700円です。

受験は国内在住であれば可能です。
重複しなければ併願での受験もできます✨

2021年8月以降であれば、第51回が10月14日~11月8日までの期間を予定しています。
16時までの時間で幅広く選択できますので、調整しやすくなっています。
注意事項として、先着順ですので余裕をもって申し込みましょう

よりイラストレーターとしてスキルを磨きたいならば、ぜひアドバンスクラスに挑戦してください。

イラストレーターの資格は独学でも取得可能?

イラストレーターが取得するような資格は専門性の高い知識を問われるため、膨大な時間と労力がかかります

未経験や知識ゼロなど、不安な点があるならば、大手通信講座のユーキャンで先に学んで、土台をつくっておいてもいいでしょう

ユーキャンには、デジタルイラストの講座や、色の講座があり、添削もしてもらえるので、他者の視点からのアドバイスも受けられます❗

基礎があれば、テキストや問題集を読み漁り、ツールを実際に使用したりと、独学でも努力すれば資格の取得自体はできます

しかし、本が潤沢に販売されているために、自分にとってベストな本を見つけづらかったり、自分ひとりで勉強するので変なクセがつくこともあります。

特に、IllustratorやPhotoshopは高性能なソフトですから、できることが多くて独学では理解するのに時間がかかったり、操作を理解しきれなくなってしまいます?
そういった面からも、独学での取得はできるが厳しいのが現状です。

イラストレーターの資格は専門学校で取得!

代々木アニメーション学院

教材選びが大変で、その道のプロからも教われないので、独学では資格をとるのに遠回りになってしまいます
就職やスキルの向上のために、資格をとりたいという人はとりわけ困りますよね?

資格をとるのに適した環境なら、専門学校の代々木アニメーションがオススメです!
日本初の声優学科を設けるなど、元祖でありながら進化しつづけている専門学校です。

代々木アニメーションにはイラスト科があり、イラスト科ではAdobeの資格に必要なIllustrator、Photoshopが用意されており、操作方法だけでなく、プロの手法も学べます。

デビュー実績は日本一を誇り、サポート体制が整っています。
カリキュラムでは、資格取得のサポートを実施しており、イラストレーターが求める資格の取得が目指せます。

カリキュラム内で色彩学も教われるので、色彩検定の取得ができます。

Illustrator・Photoshopも覚えられ、実際に制作もしますのでCGクリエイター検定や、Illustrator・Photoshopのクリエイター能力認定試験、アドビ認定プロフェッショナルなど、有利になりそうな資格の取得が目指せます❗

資格をとるのに近道をしたいなら、専門学校を視野に入れましょう。

資格を取ったらマイナビクリエイターで転職も!

マイナビクリエイター

資格をとって、資格のないほかの人とはひとつ抜き出た状態になったなら、転職が望めます。

資格を得たことにより、イラストレーター志望や、条件の良い企業への転職の可能性が増します。
獲得後は、専門職への転職を支援している、マイナビクリエイターを利用して、転職活動に入ってみてもいいかもしれません✨

マイナビクリエイターは無料で利用できる転職支援サービスです。
WEBクリエイターとゲームクリエイターを専門にあつかっているため、ほかの求人よりもイラストレーターの求人が探しやすい場となっています。
専任のキャリアアドバイザーもいて、転職活動をサポートしてくれます。

ただし、「資格をとったからどこでも有利に働くだろう」と闇雲に応募しても効果は薄いでしょう。

求人情報内には、必須スキルと歓迎スキルの記入欄があります。
企業の望むスキルを確認し、自分の持つ資格と照らし合わせて申し込みましょう。

たとえば、Photoshop・Illustratorクリエイター能力認定試験と、アドビ認定プロフェッショナルであれば、キャラクター・webのデザインなどをおこなう企業に就職をするなら有利になりやすいです❗

ポートフォリオと共に資格を所持していることをただアピールするのではなく、資格を活かした実績があれば、それを必ず提示するようにしましょう

イラストレーターの資格についてまとめ

今回Ludusでは、イラストレーターの資格について紹介しました。
お伝えした内容を以下にまとめました。

  • イラストレーターは依頼者の要望に応えるのが仕事であり、その働き方や仕事の幅はさまざまである。
  • イラストレーターに資格は必須ではないが、あると有利になる。
  • イラストレーターに関与している資格は簡単にとれるものではない。
  • 資格は『Illustrator®クリエイター能力認定試験』『Photoshop®クリエイター能力認定試験』『アドビ認定プロフェッショナル』のAdobe製品の資格、『CGクリエイター検定』、色彩の知識の『色彩検定®』『カラーコーディネーター検定試験®』がオススメである。
  • 独学でイラストレーターの資格はとれないことはないが、むずかしいのでまずはユーキャンなどを利用するとよい。
  • イラストレーターの資格をとるなら、専門学校の代々木アニメーションがとりやすい。
  • 資格の取得後は、マイナビクリエイターなどで転職することもできる。

イラストレーターとして成功するためのひとつとして、資格はあった方がよさそうでしたね。

資格は証拠になるので強いですが、独学でとるには苦労することになります。
早く、たくさん資格をとってイラストレーターとして活躍したいなら、専門学校が一番良いようでした。

ぜひ、こちらを参考にして資格取得にチャレンジしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました?

さくら
さくら
少しでも役立ったならうれしいです❗

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。