ゲームクリエイターの仕事内容とは?職種別の役割・必要なスキル・年収なども紹介!

ゲームクリエイターの仕事内容について紹介!

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ゲームクリエイターは、ゲームソフトやアプリを作成する際にかかわる職種の呼称です。

今回Ludusでは、ゲームクリエイターについて以下の内容を中心に紹介していきます。

  • ゲームクリエイターとは?仕事内容とは?
  • ゲームクリエイターの年収について
  • ゲームクリエイターの将来性
  • ゲームクリエイターになるには?
  • ゲームクリエイターになるために必要なスキル・能力について
  • ゲームクリエイターになるために必要な資格について
  • ゲームクリエイターの仕事のやりがい
  • ゲームクリエイターの仕事のつらいこと
さくら
さくら
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ゲームクリエイターとは?仕事内容は?

ゲームクリエイターは、ゲームソフトやアプリを作成する際にかかわる職種のことを指します。

ここでは、ゲームクリエイターの代表的な職種を7種類紹介します?

ゲームプロデューサー

ゲームプロデューサーは、予算・スケジュール・人員編成などのゲーム開発を統括する仕事です。

指揮がメインの仕事ですが、仕事の範囲が広く、こなさなければならない仕事の量も多いため、楽ではありません。

ゲームプロデューサーの仕事内容は、スケジュールを組むことと、進行状況の管理やトラブルなどにも対応しなければならない重要な役割です。

規模が大きいプロジェクトでは数百人ものスタッフが動くので、それらすべてを取りまとめて運営に努めなければなりません。

仕事量が多いですが、プロジェクトを動かすやりがいや達成感を感じられる仕事です。

ゲームプロデューサーになるには、まずはゲームメーカーや開発会社に就職しましょう。
ゲーム制作の責任者ともいえるので、未経験の新卒者がなれる職業ではありません

なので、開発スタッフやゲームディレクターとして経験を積み、ゲームプロデューサーに上がることが多いです。

ゲームプロデューサーに向いている人は、製作スタッフを束ねてプロジェクトを進行させていくので、コミュニケーション能力や問題解決能力などが高い人に向いています。

プログラミング、グラフィックなどのゲーム開発には必須になる知識や技術は持っていなければいけません。

ゲームプロデューサーは、ゲームの市場規模の拡大に伴って需要が高くなっていくので、将来性のある仕事といえるでしょう。

ゲームディレクター

ゲームディレクターとは、ゲーム開発の監督・リーダーにあたる仕事です。
開発にかかわる製作スタッフをまとめて、企画から完成までのスケジュール管理などを行います。

また、ゲームディレクターからキャリアアップした経験豊富な人がゲームプロデューサーを務めることが一般的です。

仕事内容は、企画段階からゲームプロデューサーと一緒にゲームにかかわります。
企画したゲームを開発していくために、制作に携わるプログラマーやデザイナーをまとめてチームを作り、クオリティやスケジュールを管理します。

ゲームディレクターになるには、チームをまとめる重要な仕事のため、未経験者を採用することは少ないです。

なので、メーカーや開発会社でプログラマーやデザイナーとして経験を積みましょう。
ゲームディレクターに向いている人は、企画力がある人と、コミュニケーション能力が高い人です。

ゲームディレクターに必要な知識とスキルは、まずはプロジェクトをスムーズに進めるために、良い人間関係を築く必要があるので、コミュニケーション能力が必須になります。

また、クオリティやスケジュールのために厳しいことをいう状況もあるので、相手が傷つかないように、なおかつ的確な指示とアドバイスをする指導力が必要です。

その他にも、ディレクション実務経験(ホームページの設計など)を必須の条件としている企業が多く、Adobe系ソフト(Photoshopなど)とオフィス系ソフト(Excelなど)の使用経験が必要です。

ゲームディレクターに必要な資格ですが、こちらもゲームプロデューサーと一緒で特に必須の資格はありません。
しかし、経験を積む必要があるので、ゲーム制作について勉強できる専門学校、制作会社やゲームメーカーで経験や実績を積みましょう。

ゲームプランナー

ゲームプランナーとは、ゲームの企画を作り出す仕事のことです。

ゲームプランナーは、ゲーム全体にかかわるルール・キャラクター・画面のレイアウト・シナリオ作成などの細かい部分の設定に携わることもあるので、会社によってはゲームデザイナーと呼ばれることもあります

非常に仕事量が多い大変な仕事ですが、意外なことにゲームメーカーやゲーム制作会社には、ゲームプランナーとして入社する方が多いです。

幅広い知識と経験が必要とされますが、プログラマーやデザイナーと比較して、ゲームプランナーの方が未経験でも入りやすい傾向にあるようです。

実際、将来性を見込んで未経験でも採用するケースも少なくないです。
ゲーム専攻の大学や専門学校に進学して、必要なスキルを身に付けることが必要です。

ゲームプランナーに向いている人は、ゲームが好きで、多くの作品をプレイしたことがある方が向いています。

プレイしたことのあるゲームの種類が多ければ、そのゲームの面白い点と面白くない点が見つかり、その経験を企画作りに活かせることができるでしょう。

ゲームプランナーは、仕様書に沿ってスタッフの作業への指示をしなければならないので、ディレクターとプロデューサーと同じように、高いコミュニケーション能力が必要になります。

どれだけ良い企画書を作ったとしても、魅力を伝えることが出来なければ企画が通すことが難しくなってしまいます。

また、ゲームには常に新しい要素が期待されているので、それを考える発想力と企画力も必須です。

必要な資格ですが、こちらも必要な資格はありませんが、スケジュール管理がスムーズに行えるExcelとプレゼン用ソフトのPowerPointは完璧に使いこなせるスキルは必須になるでしょう。

ゲームプランナーの仕事内容ですが、企画作り、プレゼン、仕様書作成、ゲーム制作、改善点の分析・運用と多岐にわたります。

それぞれ一つずつ見ていきましょう。

企画

企画を作る段階では、ゲームプロデューサーやゲームディレクターなどと一緒に、売れ筋のゲームなどからユーザーが欲しているものを分析して方向性を考えるところから始まります。

どんなゲームが人気なのか、どの年齢層を狙うのかなどのあらゆる方向へと視点を向けて新作ゲームの企画を作ります。

社内でのプレゼン

企画書を作ると、次は社内でプレゼンを行います。
ゲームの面白さやゲーム性をはっきりと伝え、「このゲームは人気になる」という部分をプレゼンします。

仕様書の作成

企画が承認されると、制作の準備に移ります。

次は、仕様書を作成して、ゲームのより詳細な部分を説明して、どういうゲームになるのかをスタッフに理解してもらいます

仕様書は、ゲームの設計図にもなるので、この段階が非常に重要です。

ゲーム制作

仕様書が完成すると、ついにゲーム制作が始まります

制作中にはプログラミングやデザインなどが仕様書に沿って行われているかを確認しつつ、必要な時には指示を出して、スタッフからの質問にも答えます。

そして、β版が完成すると修正点が無いかを確かめて、リリースを目指します。

改善点の分析と運用

新作ゲームが発売されてからも、プランナーの仕事は続きます。
売れ行きやユーザーからの批評を参考にして、次回作への改善点の分析とリリースの後の運用業務を担当します。

以上がゲームプランナーの仕事内容です。

ゲームデザイナー

ゲームデザイナーとは、ゲームの登場キャラクターやアイテム、背景などをデザインする仕事です。

会社によっては、ゲームプランナーをゲームデザイナーと呼ぶことがあります

仕事内容は、ゲームの登場キャラクターなどのデザインの他に、そのゲームの世界観や物語の制作なども任されます。

ゲームデザイナーになるには、まずゲーム関連会社への就職を目指すことから始めましょう。

フリーランスで活動するデザイナーの多くは、ゲーム関連の会社で技術を習得してから独立しています。

専門知識と高度なスキルが求められるので、ゲームデザイナーとして採用されるには、実力を証明するための実績が必須になります。

なので、ゲーム系の専門学校や美術系の大学などでデザインの勉強をするとよいでしょう。

ゲームデザイナーに向いている人は、制作スタッフに仕様書の説明をしなければならないので、論理的な思考力とコミュニケーション能力が必要になります。

ゲームデザイナーに必要なスキルは、デッサン力とコミュニケーション能力が必要になります。

ゲームプランナーとも呼ばれるので、仕様書の作成と指示出しのために、幅広い知識が必要です。

ゲームプログラマー

ゲームプログラマーとは、企画や仕様に合わせてゲームが動くようにプログラムを組む仕事です。

ゲームプログラマーの仕事内容は、ゲームが仕様通りに動くようにキャラクターの動きやBGM、エフェクト、システム構築などの工程をプログラムします。

ゲームの企画が実現可能なのか、企画などの工程から仕様の決定など幅広く仕事をする場合もあります。

ゲームプログラマーに必要なスキルですが、プログラマーというのは人手不足の傾向があるため、初心者でも受け入れてくれる会社もあります。

しかし、やはりプログラミングを経験している人の方が圧倒的に有利です。
プログラミングを業務レベルで使えるようになるまでに約1000時間が必要と言われています。

プログラマーとしての就職率を上げるには、とにかくプログラミングのスキルを見せることが最優先となります。

たとえば、GitHubというプログラムコードを公開・共有できるWEBサービスで、プログラムのコードを公開して、企業の方に見てもらうという方法があります。

また、アプリを開発するのも就職するうえで大きな武器になります。
ゲーム会社の就職をするときに、開発したアプリを企業に提出することで実力の証明と、ゲーム業界に入りたいという熱意を示すことができます。

シナリオライター

シナリオライターとは、ゲームや映画などの脚本を書く仕事のことです。

ゲームのシナリオライターと言っても、その種類はさまざまで、企画段階からかかわるライター、世界観の設定をもとにシナリオを書くライター、ディレクターがライターを兼ねることもあります。

シナリオライターの仕事内容は、もちろんシナリオを書くことが仕事ですが、そのシナリオにかかわるキャラクターの設定やサブストーリーなどゲームの内容の全ての制作にかかわります

シナリオの出来がゲームの評価に大きくかかわるので、非常に重要な仕事と言えるでしょう。

シナリオライターになるには、シナリオ作成について学べる学校に通うのが良いでしょう。
授業を受けて、シナリオを構築するための知識を身に付けましょう。

そして自分でシナリオを書きあげて、小説の投稿サイトに投稿して評価を貰うのが経験につながると思います。

シナリオライターに向いている人は、想像力と発想力、好奇心を持っていて、自分の世界観を持っている人です。

シナリオライターに必要なスキルと知識ですが、物語を継続的に書く力が必要です。

また、ゲームの面白さの根源にかかわる仕事なので、どういう世界観で、どんなキャラクターが登場するのかなどを伝えるコミュニケーション能力が必要です。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターとは、その名の通りゲーム内の主題歌、BGM、効果音などを制作する仕事のことです。

世間で名作と呼ばれているゲームの多くはBGMと主題歌が高く評価されていることが多いので、ゲームの評価に大きく影響を与える重要な仕事です。

サウンドクリエイターに必要なスキルですが、音楽に関する知識とパソコンを使って作成する技術、コミュニケーション能力が必要です。

サウンドクリエイターになるには、専門学校や大学に通うほかに、独学で学ぶという方法もあります。

サウンドクリエイターの仕事内容は、主題歌、BGM、効果音の作成、製作スタッフとの打ち合わせ、音源採集、音楽のプログラミングがあります。

それぞれ順番に紹介していきます。

メインテーマ、BGM、効果音などの作成

既に説明した通り、名作と呼ばれるゲームの多くはBGMと主題歌が高く評価されていることが多いです。

曲があるのと無いのとでは、ゲームの面白さが全く違います。

例えば、ボスとの戦闘では臨場感のあるBGMが流れることで緊張感が演出され、ホラーゲームでは、怖いBGMが流れることで背筋が凍るような恐怖を演出できます。

また、ゲームの世界観を引き立てるための効果音も作成します。

サウンドクリエイターは、ゲームのストーリーと世界観に合わせて曲を作ります。

制作スタッフとの打ち合わせ

プランナー、プロデューサーなどと打ち合わせをして音楽を作成します。

サウンドクリエイターは、ゲームの世界観に合わせて曲を作らなければならないので、ゲームの世界観や設定などをしっかり把握してから、どんな曲が合うのかを考えます。

音源採集

音源の採集とは、例えばゲームの中で雨が降るシーンがあるのであれば、実際に雨の音を録音して、その音をベースにしてゲームに合わせて仕上げていきます。

音楽のプログラミング

音楽が出来上がったら、データとしてまとめるためのプログラミングをします。
以上がサウンドクリエイターーの仕事内容です。

ゲームクリエイターの年収はいくらぐらい?

ここでは、ゲームクリエイターの年収を紹介します。

ゲームクリエイターの年収は、職種によって異なりますが、2021年1月の時点では平均で約498万円となっております

ゲームプログラマー 平均約498万円
ゲームデザイナー 平均約496万円
ゲームプランナー 平均約500万円
ゲームディレクター 平均約520万円
ゲームプロデューサー 平均約546万円
シナリオライター 平均約430万円
サウンドクリエイター 平均約450万円
さくら
さくら
ゲームプロデューサーが一番高いようですね!

ゲームクリエイターという職種の将来性は?

ゲーム業界は、これからも成長を続けていく可能性が高く、ゲームクリエイターの将来は明るいといえます。

理由として、インターネットやスマートフォンというゲーム機以外の媒体にもゲームが普及していることが挙げられます。

さらに、昨今のコロナ禍では室内で遊べるゲーム機の需要が高まっており、ゲームに接触する機会が増えている傾向にあります。

日本のゲームは海外でも人気が高いので、安定した職種であるといえます。

ゲームクリエイターになるにはどうしたらよい?

ここでは、ゲームクリエイターになるための方法を3つ紹介します。

未経験なら転職エージェントを利用

転職エージェントとは、担当アドバイザーが転職活動全般をサポートしてくれるサービスのことです。

転職エージェントを利用すると、担当アドバイザーが様々なサポートを行っています。

ゴールから逆算した長期的なキャリア設計、未経験者にとって有益な情報などを提供しているため、未経験の方にもおすすめです。

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マイナビエージェントは、特に20代などの若手の方から面倒見の良さなどから評価が高く、熱意のある担当者が多く、対応も速い点がオススメである理由の一部です。

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マイナビクリエイターについて、より細かく・詳しく知りたいという方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

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専門学校への入学

ここでは、おすすめの専門学校を2つ紹介します。

専門学校では、ゲーム関係の職種すべてを目指すことができます。

さらに、勉強したい内容に合わせて学科が用意されているのも魅力の一つです。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院は、アニメ業界に最も繋がりのある学校です。

代々木アニメーション学院は代アニと略され、一般的に声優育成学校というイメージが強いですが、声優の育成の他にゲーム学部やアニメ学部、クリエイター学部など多くの学部・学科があるのが魅力です。

ゲームクリエイターに必須となるスキルや知識、企画を使用に落とし込むための理解力、さらに仕様スタッフに仕様を詳細に伝えるというコミュニケーション能力などを学習できます。

代々木アニメーション学院では、無料にて入学案内書を配布しています。

代アニへの入学を検討したい、学費や寮制度について知りたい、カリキュラムについて詳しく知りたいという方はぜひ、資料請求の検討をしてみてください。

代々木アニメーション学院について、より詳しく知りたいという方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

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アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院は、プロフェッショナルとして活躍するスキルが学べる専門学校です。

学科は、ゲームプログラマー学科、ゲームプランナー学科、アニメ・ゲーム3DCG学科、キャラクターデザイン学科、アニメーション学科、マンガ学科、小説・シナリオ学科、声優学科があります。

卒業した後もバックアップがあるので、サポート体制が万全なことも魅力の一つです。
即戦力になる人材を育成しているので、卒業生の実績が高く、就職サポートも完璧です。

また、アミューズメントメディア総合学院では、無料にてパンフレットを配布しております。

各学科の紹介や卒業後のデビュー・就職実績、独自の生活サポート体制など知りたいという方は、ぜひ資料請求の検討をしてみてください。

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ゲームに関する学科を有する大学への入学

最近は、ゲームに関することを学ぶことができる4年制の大学が増えてきています。

例えば、2020年4月に開学した開志専門職大学では、事業創造学部、情報学部、アニメ・マンガ学部といった学部が創設されています。

開志専門職大学では、ゲーム・アプリ開発だけではなく、AIやロボットのことを学ぶこともできます。

開志専門職大学を卒業すると、大学を卒業したことを証明する「学士」を取得することができるため、「大卒という学歴」も手に入れることができます

ゲームクリエイターへの転職について詳しい情報を知りたいという方は、下記の記事もあわせてご覧ください!

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ここでは、ゲームクリエーターになるために必要なスキルや能力について紹介します?

コミュニケーション能力

ゲームクリエイターのどの仕事についてもコミュニケーション能力は必要になってきます。

特に、制作スタッフに指示を出したり、仕様書を理解してもらうため、詳しく説明をするプランナー、ディレクター、プロデューサーは必須と言えるでしょう。

しかし、プログラマーは仕様書通りにプログラムが動くように実装させる方が重要度が高いため、他の職種ほどは必須ではないといえるでしょう。

プログラミングスキル

プログラミングスキルは、プログラマーには必須のスキルとなります。

プランナー、プロデューサー、ディレクターは、実装できる範囲で物事を考える必要があるため、取得しておいたほうがスムーズにゲーム制作を進行することができます。

ただし、多くの場合では基本的にプログラマーからの意見を参考にすることになるので、プログラマー以外は持っていなくても仕事を務めることができます

プログラミングは、大学や専門学校に通う以外にも、参考書が豊富に販売されているので独学で学ぶこともできます。

また、複雑な計算を行うこともありますので、数学も勉強しておくといいでしょう。

プログラミングは基本的に英語で組まれるため、変数を命名する際に他のプログラマーと認識違いが生じないように、英語のボキャブラリーを身に着けておくことをオススメします。

ちなみに、プログラミング言語にしても様々な種類が存在しますが、コンシューマーゲームでは「C++」、ソーシャルゲームには「C#」が多く使用されています

デザインソフトが使用できる

デザインソフトとは、Adobe系ソフト(Photoshopなど)などのデザイン制作に使えるソフトのことです。

特にディレクターとデザイナーは、使えるようになると就職や実務に有利になりますが、必須という程ではありません。

しかし、使用できるようにしておくと役に立ちます

新しいものを生み出すための想像力

ゲームには常に新しい要素が期待されているので、新しいものを生み出す想像力と発想力は必要になるでしょう。

特に、プランナー、ディレクター、プロデューサーは必須になると思います。
プログラマーは無くても困ることはないでしょう。

普段から多岐にわたるジャンルのゲームをプレイし、新しいものへのアンテナを立てて置けるようにしましょう。

ゲームクリエイターになるために必要な資格はある?

ゲームクリエイターになるために必要な資格はありません

しかし、取得しておくと有利に働く可能性が高い資格があります。

プロデューサーはCGクリエイター検定、CGエンジニア検定、プログラミングの資格を取得しておくと有利になります。

また、デザイナーはCGクリエイター検定、マルチメディア検定、Illustratorクリエイター能力試験、Photoshopクリエイター能力認定試験を取得すると、実務で有利になります。

ゲームクリエイターになるために必要な資格・あると便利な資格については、下記の記事でより詳しく紹介しています。

ゲームクリエイターに必要な資格について紹介!
ゲームクリエイターに資格は必要?仕事に活かせる資格・スキルを職種別に紹介!「将来ゲームクリエイターになりたいけどどういう仕事か分らない」「どういう資格が必要か分らない」と悩んでいる人も多いと思います。 一...

ゲームクリエイターの仕事のやりがいとは?

ゲーム制作というのは、規模が大きいプロジェクトでは数百人ものスタッフが動くこともあるため、一つの作品を作るというのは非常に大変な作業になります。

しかし、その分、完成した時の達成感はすさまじいものがあります。

ゲームを大人数で0から創り上げ、完成したゲームをプレーヤーの元に届け、実際にプレイした人の感想を見ることができることがゲームクリエイターの最も大きなやりがいであるといえます。

ゲームクリエイターの仕事のつらいこととは?

ゲーム制作には納期があるため、残業・徹夜が続くことがあります。
例えば、納期の直前に重大なバグや不具合が発覚した場合が代表的な例でしょう。

こういったことは事前に様々な対策を講じていたとしても、突如として発生してしまいます。

そのため、急なスケジュール調整や残業などが辛いことと言えるでしょう。

ゲームクリエイターの仕事内容についてまとめ

今回Ludusでは、「ゲームクリエイターの仕事内容」というテーマについて下記の内容を紹介してきました。

  • ゲームクリエイターの代表的な職種は7種類あり、それぞれ必要なスキルと知識が異なる。
  • コミュニケーション能力を持っていたほうが有利で、特にプランナー、ディレクター、プロデューサーには必須である。
  • ゲーム機の需要が高まっており、安定感があり将来性が明るい職業である。
  • プログラマー以外でも、プログラミングスキルを取得しておくとスムーズにプロジェクトを進行させることができる。

これからも進化が期待されているゲーム業界は非常に安定感があるので、将来性のある職業と言えるでしょう

専門学校や大学に通って、就職と実務で役に立つスキルと知識を身に付けると有利になります。

プログラミングスキルは、ゲーム制作以外でも求められるので、習得しておくと便利です。

ゲームクリエイターを目指して、多くのことを学んでいきましょう❗️

さくら
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最後までご覧いただきありがとうございました!

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、メタバース、DeFi、ブロックチェーン、GameFiなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。