アマゾンら5社、デジタルユーロの実験参加へ

デジタルユーロ

欧州中央銀行(ECB)は9月16日、デジタルユーロのテストを行うため、IT大手アマゾンら参加企業を5社選んだことを発表しました。

今回Ludusでは、こちらのニュースをお知らせします。

そら
そら
どんな実験が行われるんだろうね~

CBDC実験にアマゾンらが参加へ

欧州中央銀行(ECB)は9月16日、デジタルユーロのテストを行うため、IT大手アマゾンら参加企業を5社選んだことを発表しました。

デジタルユーロは欧州の中央銀行デジタル通貨(CBDC)です。今回選ばれた5社は、デジタルユーロのユーザーインターフェースのテストに参加する予定です。このテストは、デジタルユーロプロジェクトの「2年間の調査期間」における重要段階であるとECBは説明しています。

2023年の1Q(1月~3月)にはテストを終了させ、結果を公表する計画です。

CBDCとは

各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。暗号資産(仮想通貨)との大きな違いは、CBDCはデジタル上の法定通貨であること。

 

今回選ばれた5社は、それぞれが1つのユースケースに特化して開発に参加予定です。テストに参加する企業名と、各社が担当するユースケースは以下の通りです。

  • アマゾン:eコマースの決済
  • CaizaBank:P2Pのオンライン決済
  • Worldline:P2Pのオフライン決済
  • EPI:販売時点情報管理システム(POS)の支払い人の決済
  • Nexi:POSの受取人の決済

上記5社が参加する共同開発では、デジタルユーロのために開発されている技術が、各企業によってつくられる仕組みと、どのくらい適合できるかをチェックするとのことです。
一方で、今回開発されるテスト版を、デジタルユーロプロジェクトで今後も利用する計画はないとしました。

今回のテストに関しては、今年4月から5月にかけて参加企業を募集し、54社の中から上記5社を選定したとのことです。ECBは選考理由を「54社すべてが参加に必須の条件を満たしていたが、各ユースケースに最も適した企業を選んだ」と説明しています。

デジタルユーロの取り組み

CBDCの開発では中国など先行している国もあるが、欧州は日本、米国など多くの国が検討段階です。

デジタルユーロプロジェクトについては、これまでも企業の参加が明らかになっていました。2020年10月には、イーサリアム(ETH)のソフトウェア企業ConsenSysが、④デジタルユーロの実験に参加すると発表し、同社は主に、デジタルユーロの発行管理、証券の引き渡し(Delivery)と代金の支払い(Payment)両方を行う「Delivery Versus payment(DVP) 」、台帳の互換性に関して技術や専門知識を提供するとしました。

また、今年2月には、デジタル通貨に特化したシンクタンク「デジタル・ユーロ協会(DEA)」が、米リップル社との提携を発表しています。リップル社はDEAと共同でCBDCの研究開発に取り組むとし、現在、CBDCに関する事業にも注力しています。

いかがでしたでしょうか?
SNSでは、「大きな前進だ!」や「今までの当たり前がどんどん変わってきそう!」などの期待の声がみられました。
この実験結果で、どのように変わっていくか楽しみですね!

引用:CoinPost